1月24日
仕切り直しの出発、さすがに今度は問題なく飛んだアエロメヒコ、ぐっと乗客の少なくなった機内でゴロゴロしながら13時間を過ごして、時差の関係で10:00に出発したのと同じ日の朝7:55にメキシコシティに到着。
入国審査もそれほど時間がかからず、日本人ガイド氏に迎えられて早速市内観光へ。
空港から50分ほどでまずやって来たのは町の中心、ソカロ広場。
巨大な旗の立つ広場の周りは国立宮殿などの官庁、建物の間にはクラシックなラテンアメリカタワーが見える。
そして北側にそびえるのがラテンアメリカ最大というメトロポリタン・カテドラル。
正面入り口、時計台の下にあるのがサボテンの上にへびを咥えて立つ鷲。これがメキシコの国章で国旗の中央にも描かれている。
中に入ると目の前に金ぴかの祭壇がそびえ、その向こうにはパイプオルガンもあるが その先はミサの最中ということで異教徒は入れてもらえなかった。
巨大な聖堂なので他にいくつも礼拝堂があり、褐色の肌のマリア様を拝見したら脇の扉から外へ。
すると目の前に世界遺産の標識があって、この先に広がるのがテンプロ・マヨール。
アステカ帝国の中央神殿があった場所にスペイン人がこれを壊して自分たちの街を作ってしまったわけだが、一部が発掘されて、遺跡の中に入るには入場料がいるが、橋の上から無料で眺めることもできて
現在のメキシコシティが湖を埋め立てた場所にあること、アステカ時代の街の様子なども模型でわかりやすくなっている。
この周りには古いカラフルな建物が並んでいて
路上には露天商がいっぱい。
小さなストールに座ったり、立ち食いしたりする人たちがたくさんいるのはタコス屋。
実はメキシコに来ようと思ったきっかけはNetflixの「タコスのすべて」というメキシコのドキュメンタリー・シリーズだったのでこれにはワクワク。
が、残念ながら今日はこれを食べるわけには行かない。足早に連れてこられたのはサント・ドミンゴ教会前。 ここは「カミノ・レアル・デ・ティエラ・アデントロ」という銀が運ばれた道の出発点ということで世界遺産にも登録されているとのこと。
この周りにも官公庁の立派な建物が並び、広場脇の円柱が並ぶ通路には昔懐かし代書屋さんがいまだに古いタイプライターで仕事をしたりしている。 こちらの赤い家は「マリンチェの家」。
マリンチェとは先住民の女性奴隷だったが、スペイン語を会得して征服者コルテスの通訳となり、愛人にもなったのでこんな立派な家があるらしい。が、もちろんメキシコ人側からしたら裏切者だろう。
ソカロ周辺の見学は1時間ちょっとで終了。
バスを待つべく大聖堂の脇に戻ると、ここにも露天がたくさん出ている。
カラフルなビーズ細工がかわいい。 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。