Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

マレー半島縦断 24 ナショナル・ギャラリー・シンガポール

2023-01-30 14:49:13 | 東南アジア

11月16日 続き

アジア文明博物館を出ると目の前はボート・キー。
 
 それを眺めるのは最初にここに上陸したというラッフルズ卿。

 その先にある国会議事堂の前を通って
 
やってきたのはシンガポールのナショナル・ギャラリー。元のシティホールと最高裁判所という2つのビルを繋いで2015年に完成したそうで、入り口はどこかと思ったら2つの建物の間、巨大な葦簀のような屋根の下だった。
 扉を入ってみると天井はガラス張りで明るく
 
両側の建物はファサードが昔のままに保たれているので重厚でかっこいい。

さてこの美術館、現在は東南アジアの現代アートを展示しているのだが、シンガポール国民は無料ながら外国人は入館料が20S$(約2000円)とお高く、大体現代アートには興味がない。
ではなぜわざわざここまで来たかと言うと、この巨大な建物には無料でも入れるところがたくさんあるから。
レストランだけでも各国料理がなんと11店も入っているとのことで、まずは脚を休めるべくコートヤード・カフェへ。
 
ここは最高裁判所の入り口だったところ。正面の列柱がいい雰囲気で、こちらのアイスコーヒーをいただきながら
 ランチには朝ホーカーズで買ってきたニョニャ菓子。
やわらかいお餅の中に黒糖、ココナッツ、ピーナッツの餡がぎっしり入って、おばさまの言葉通り、すごくおいしかった。

お腹を満たしたら広い館内をうろうろ。
  
至る所に現代アート作品が飾られていて、入館しなくてもいろいろ見られる。
 
大きなミュージアムショップがあって、ここの品ぞろえもなかなか面白い。

そしてやってきたのは屋上庭園。ここも無料で入れるのだが
  
 
ここからの見晴らしが素晴らしい。同じ階には高級レストランが4軒もあるので、夜はさぞかし素敵だろう。
建物の中もまだ探検しがいがありそうだ。

ナショナル・ギャラリーを出たら近くのラッフルズ・シティで最後のお買い物。
 
と言ってもいつものごとくスーパーしか行かないが、シンガポール産のものを見つけるのはなかなか大変なのだ。

ホテルに戻るべく地下鉄のブギス駅で下車。
  
 
アラブ人街には古い建物がうまく残されていて、周りの高層ビルとの対比がすごい。

夜はシンガポール人の友人がホテルに来てくれて
 すぐ近くのゴールデン・マイル・フード・センターへ。
 
こちらのホーカーズは2層に分かれていて、上は中華系、下はハラルの店とうまく分けられているのだそうだ。
子供の頃この近くに住んでいたという友人のお勧めに従ってまずは下のインド系揚げ物屋で
 エビの載ったヴァーダ。これが中はふんわりとちょっと甘くて、インドで食べたものよりおいしい!

メインは上階で砂煲飯。
 
こちらの店のメニューは鶏、豚、中華ソーセージのミックス一択、タレを回しかけて、おこげがうま~い。
 
隣のデザート屋で生姜湯に入ったピーナッツ団子を食べればお腹いっぱい。

食後は腹ごなしに近くのゴールデンマイル・コンプレックスの見学へ。
 
ここは通称リトル・バンコク、中はタイ料理屋にタイ・スーパー、マッサージ屋にカラオケ屋、とまさにタイ。
旅行に出られない間はここのスーパーに来ていたという友人も大の旅行好き。
 なので持って来てくれたお土産もちゃんとシンガポール産と心得ている。
次にまた会うのは東京かな。


11月17日

朝、ホテルに頼んで6時にタクシーを呼んでもらった。
シンガポールではGrabよりタクシーが安いと学習、実際早朝では空港までわずか15分、25S$もかからなかった。

空港では新しくできたジュエルが面白いらしいが、早朝なのであきらめてラウンジへ直行。
 
JLのラウンジは「マルハバ」と案内されたが、これは以前の「dnata」の名前が変わっただけ。
 
なにやらこじゃれた給湯器でお茶を淹れ、お粥の朝食をいただいて機内へ。

到着した成田からは京成線の脱線事故で思わぬ時間がかかったが無事に帰宅。
一度やってみたかった陸路でのマレー半島縦断、2週間の一人旅は予想以上に楽しくて、これだから旅行はやめられない。


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