5月18日 続き
17時、ラ・ゴメラ島南端にある空港に到着。
一日にカナリア諸島内を結ぶ航空会社の4便しか離発着がないという小さな空港だけれど
1999年にできたというターミナル・ビルはカナリア風のデザインでなかなかいい感じ。
Binterという航空会社のカウンターで荷物を預けて、これからテネリフェ島経由でラ・パルマ島に向かう。
と言うことで17時50分発予定の飛行機を待って滑走路を眺めるが、飛行機の姿は見えず、そのうちに延着のサインが出て、それが欠航に変わった。今日は強風のため、もう飛行機は飛んでこないとのこと。
こんな時こそツアーのありがたさ、添乗員と現地ガイドに任せきりで待っていると、やがて航空会社持ちで今夜はこの島に一泊、明朝はフェリーでテネリフェに戻り、飛行機でラ・パルマに向かうことになった。
19時過ぎ、同じ飛行機に乗るはずだった他のお客さんたちとバスで空港近くのホテルへ移動。
空港近くではほぼ唯一と思われるリゾートホテル。
ロビーには昔この島で使ったというブドウ絞り機が置かれ、塔への階段のタイルも素敵。
窓の向こうにはプール、さらにその先には海が見える典型的なリゾートホテルだ。
乗る予定だった飛行機の乗客は6、70人だったかと思われるが、そのほとんどがこのホテルにチェックインした模様。
そのためこれも添乗員任せだったが、部屋が決まるまでロビーで2時間も待つことになった。
何もせずにただ待つのも結構疲れる。
21時になってやっとチェックイン、もう遅いので部屋に行く前に夕食ということになった。
かなりの席数のあるレストランでビュッフェ。
お肉のローストやパエリア風の米料理などメニューは豊富。
派手なデザートもたくさん並んでいたが、お芋が一番おいしかったよう。赤い皮で中が白いお芋が里芋のような食感でおいしかった。
ここではお水にもエキウム。
食事を終えるとさすがに外はもう真っ暗。ところがこのホテルの部屋は小さなコテージが広い敷地に散らばっていて、部屋を探すのも大変。そのため添乗員氏がわざわざ部屋まで足元を照らしながら案内してくれて、いやはや、今日はお疲れさまでした。
部屋はベッドルームもバスルームも広くて清潔、一泊ではもったいないほどだった。
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