マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

愛を読むひと

2009年06月29日 | 映画
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今日のフォト。
地元の映画館。


今月観た映画の中から・・・・ 「愛を読むひと」


                 


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1958年のドイツ。
15歳のマイケルは21歳年上のハンナ(ケイト・ウィンスレット)と恋に落ちた。


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ハンナはマイケルに本の朗読を頼むようになり、いつしかそれが二人の愛の儀式となる。
ある日、彼女は突然マイケルの前から姿を消し、8年後に衝撃の再会が待っていた。


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法学専攻の大学生・マイケル(デヴィッド・クロス)が
傍聴した裁判で見たのは、戦時中の罪で問われるハンナだった。


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ハンナは自分の秘密を守るために、不当な証言を受け入れて無期懲役となる。
かつて愛した人の過去と、自分だけが知る彼女の「秘密」


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ハンナとの出会いから20年。
結婚と離婚を経験したマイケルは、ハンナの朗読者になることを決意。


思い出の名作を何冊も何冊も、テープレコーダーに吹き込み
刑に服するハンナに「声」を送り続ける。  (愛を読むひと=公式サイトより)


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ベルンハルト・シュリンクのベストセラー「朗読者」を原案に
「めぐりあう時間たち」の名匠、スティーヴン・ダルドリーが映像化。


戦時中の罪に問われ、無期懲役となったヒロインを
「タイタニック」の主演女優、ケイト・ウィンスレットが演じる。


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彼女に献身的な愛をささげる男をレイフ・ファインズが好演。
物語の朗読を吹き込んだテープに託された無償の愛に打ち震える。
 

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ケイト・ウィンスレットの魅力全開の映画で
数々のヌードシーンを見ていて、そのナチュラルな演技に驚きます。


36歳から30年間のハンナを演じるのだが、年齢にあった演技、表情作りには脱帽。


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前半の1時間は、ハンナとマイケルの官能的な愛。
そして後半は二人のその後の関係が、丁寧に描かれる。


ホロコーストを描いている映画には、とても思えない。
静かな愛のメッセージが、観る者の心に突き刺さる。


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ところで、これは余談だが、ヒロイン役を演じたケイト・ウィンスレットが
米誌のインタビューで、映画では自身のアンダーヘアが
つけ毛であったことを暴露し、話題を呼んだ。


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ケイトは数年来、アンダーヘアにワックス脱毛を施していて、
現在のヘアスタイルはハイジニーナ(永久脱毛)に近い状態であることを告白。


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なんでもハリウッドの女優の間では、アンダーヘアを
永久脱毛するハイジニーナが流行しているそうで
このスタイルは、「ハリウッドスタイル」との別称もあるとのこと。


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しかし1950年代のドイツを描いた「愛を読むひと」には、彼女の
ヘアスタイルはふさわしくないとされ、製作側はヘアを伸ばすよう要求した。


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けれど長年ワックス脱毛をしてきたから、以前のようには
伸びなくなってしまったため、つけ毛をつけてベッドシーンに臨んだそうです。


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映画の中で、「つけ毛」であることを確認できるのか否か。
そんなところにも注目して、観てもらいたい作品です。(笑)


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自転車デートのためにマイケル少年が切手を売るシーン。
一途な愛が、愛おしい。


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前半の官能的なラブストーリとは一変、後半の裁判が、この物語の軸。
ジャンルは、とても知的な法廷ものです。


有罪になっても、自分の秘密を隠し続けた彼女の自尊心は痛々しい。


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ラストシーンのヒロインの選択は、女性として胸が締め付けられた。
そうするしかない彼女の気持ちが、痛いほど分かる。



静かで美しく、そしてとても悲しい映画です。


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マイケルがハンナに朗読した名作。


「ハックルベリイ・フィンの冒険」  「デイヴィッド・コパフィールド全4巻」
「エミーリア・ガロッティ」   「ホメロス オデュッセイア上・下」
「骨董屋 上・下」   「老人と海」   「チャタレイ夫人の恋人」
「犬を連れた奥さん」   「変身」  「明日の世界1・2」
「ななつの水晶球 タンタンの冒険旅行6」 その他・・・・


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