文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

書評の書き方(初級編1)

2016-01-07 12:12:33 | 書評の書き方

 私は、このブログの姉妹ブログとして、書評専門の「風竜胆の書評」というブログを運営している。最近はあちらのブログのバックアップを兼ねて、このブログにも書評記事を掲載しているが、まだあちらの方には、過去からの記事が大量に眠っているので、興味のある方は読んでみて欲しい。

 さて、書評の書き方であるが、まず「書評」とは何ぞやというところから始める必要があるだろう。このあたりの定義は、人によって違うだろうが、私は以前「書評というものについての私見」という記事に書いたように、「書を評する」ことが基本となると思う。

 いったいその本はどのような本なのか。役に立つ本なのか、人生の道しるべとなるような本なのか、社会の不条理を鋭く抉るような本なのか。それともまったくのクソ本なのか。このような評価をきちんとした根拠ととともに理路整然と示すことが書評の第一歩となるだろう。

 ただこれをあまりにもきっちりとやってしまうと、小論文になってしまう。書評には文芸という性格もあるのだ。あまりにも論文調になってしまうと、読んでいて面白くない。読んで面白いというのも、書評としての重要な要素だろう。

 要するに、書評とは論文と文芸の二つの性格の違うものをいかに融合させるかということなのだ。私自身まだまだ試行錯誤の状態で研鑽を積んでいるの状況だが、まずこのことは抑えておきたいと思っている。


○関連過去記事
書評というものについての私見



 

 

 
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カテゴリー区分を多少変更した

2016-01-07 11:57:44 | その他
 新年を迎え、ブログのカテゴリー区分を多少変更した。昔はカテゴリー分けできる数が少なかったので、本来は分けた方が良いものでも無理やりにひとつのカテゴリーにくくってしまてっていたところがある。

 しかしこの間、カテゴリー区分の手入れをしようとすると、この区分が100に増えていることに気が付いた。もしかすると、メールの有料化の際にブログも有料ブログに変えたので、その影響かもしれないのだが。100もあれば、かなり詳細なカテゴリー分けができるし、きちんと分けておけば、過去にどういうことを書いていたかが自分でも調べやすくなる。

 カテゴリーは、これまではむりやり一つにくくっていたものを分割したほか、いくつか新たにつくった。具体的には、私の本来の専門である電気・電子工学関係、実務経験の長い内部監査関係、趣味で勉強している経済学関係そしてこれまた趣味でやっている書評に関するカテゴリーなどだ。そしてこれらの新カテゴリーをつくったのは、今後はこの関係の記事を増やしたいなという願望の表れでもある。
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