文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

好きなカレーというのか・・・

2016-01-24 19:49:15 | その他
 厳密な意味で言うと、「好きなカレー」という範疇には入らないのかもしれないが、記憶に残るのは、大学時代に食べた、学食のあのまずいカレー。味が良くなるのかどうかは知らないが、ソースをかけたり、生卵を落としたりしている学生もかなりいた。今思うと、そんな風景がなんとも懐かしい。

 そういえば最近は、カレーにソースをかけたり、生卵を落として食べるような人を見たことがないが、今でもいるのだろうか。

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シニアライフ・相続アドバイザー試験受験

2016-01-24 17:45:55 | 資格試験受験関係

広島工業大学専門学校



入口


 今日は「シニアライフ・相続アドバイザー試験」の受験日だ。場所はいつもの広島工業大学専門学校。この試験は、「(社)金融財政事情研究会」が実施している、主として金融機関の社員向けに実施している「金融業務能力検定」の検定試験の一つで、シニア層には避けて通れない、定年後の生活、年金、相続などといったいろいろな問題に関する基本的な知識を問うものだ。検定試験や資格試験を受験するのは久しぶりだが、この手の知識は、金融機関の社員に限らず、誰でも必要なものなので、今回受験してみることにした。

 問題は、基礎編と応用編に分かれており、どれも3択。テキストを読んだ限りでは、知っていることで殆ど対応できて、いくつかの数値を押さえておけばOKという感じだったのだが、実際に受験してみると、かなり知らないことが出題されていた。こういったものは知っているか知っていないかだけの問題で、考えても無駄なため一応全部埋めて、退出可能時間になってから途中退出してきた。合格基準は6割ということなので、さてどうなっていることやら。

 昔ならこのような場合でも、結構勘が働いて何とかなっていたのだが、最近はその勘がまったくあてにならない。現在合格した試験の数は93で止まっているので、なんとか100まで行って「100の資格を持つ男」を名乗りたいのだが。ちなみに、この試験の受験者は、7名位しかいなかったようだ。あまり人気がないのだろうか。


シニアライフ・相続アドバイザー試験問題解説集<2015年度版>
クリエーター情報なし
きんざい



(追伸)
 「(社)金融財政事情研究会」のホームページに、早くも模範解答が掲載されていたので、答え合わせをするとかろうじて合格しているようだ。しかしマークミスなどの可能性もあるので、結果がくるまでは安心できない。それにしても、この試験で苦戦するとは予想外だった。発表は3月3日予定だそうだから、楽しみにしておこう。


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書評:なれる!SE(2)基礎から学ぶ?運用構築

2016-01-24 10:16:54 | 書評:小説(その他)
なれる!SE2 基礎から学ぶ?運用構築 (電撃文庫)
クリエーター情報なし
KADOKAWA / アスキー・メディアワークス


 うっかりブラック企業に入ってしまった桜坂工兵のSEとしての成長物語(いや社畜化の物語か?)、「なれる!SE」(夏海公司:電撃文庫)の第2弾、「基礎から学ぶ?運用構築」

 この巻のテーマは、開発系と運用系のバトル。いわゆるIT業界では、開発系と運用系の人たちは仲が悪いらしい。その原因は、運用系の人々が報われない立場にいるからだ。脚光を浴びがちな開発系に対して、運用系はシステムが動いていて当たり前。トラブルでも発生しようものなら大変なことになる。給与の方にも残酷なまでの格差がついているという。このあたりの事情は、例えば「ウチのシステムはなぜ使えない SEとユーザの失敗学」(岡嶋 裕史 :光文社新書)などを読むとよく分かる。

 ご多聞に漏れず、スルガシステムでも開発系のSE部と運用系のOS(オペレーションサービス)部の関係は最悪。工兵の上司である室見立華とOS部の姪乃浜梢との関係は、まさに不倶戴天の敵同士。二人の間に挟まれて、工兵君はおろおろ、うろうろ。しかし、ブラック企業の毎日が修羅場という環境に鍛えられたのか、それとも二人共ロリッ娘系のかわいらしい女子だからか、なんとかその間を取り持とうとする。

 ソフトウエア関係ではないが、私も設備の運用には関わったことがあるので、「運用」の重要性はよく分かる。しかし、その業務をやったことがない人にはそのことがなかなか理解されない。特に経営陣や人事などは、運用系のことなど、まったく実態を分かっていない可能性がある。

 開発系と運用系の間に横たわる大きな溝は、本書にあるように、それぞれのリスクに関する考え方が違うということにより生まれる。これを解消するには、例えば人事交流により相互理解を図るといったようなことが考えられるだろう。明日は我が身のことだと思えば、片方だけの論理に囚われている訳にもいくまい。また社内の評価制度の問題もある。本来顧客の評価と社内の評価は別物である。それを同じ評価基準に押し込めようとするから齟齬が生じるのだ。

 ついこんなことを考えてしまったが、ストーリーのほうはブラック企業内でのバトルを描きながらもコミカルな感じで進んでいく。立華はツンデレキャラのためそれほど素直には工兵のことを褒めないが、梢の方はすっかり彼に懐いてしまったようでやたらとべたべたしてくる。これはもう完全にラブコメ展開。システムトラブルを、立華と梢が協力して片づけたことにより、仕事上では二人は歩み寄ったようだが、こんどは工兵を巡って一波乱ありそうだ。

☆☆☆☆

※本記事は、書評専門の拙ブログ「風竜胆の書評」に掲載したものです。

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