![]() | 紅壁虎ホンピーフー 1巻 |
クリエーター情報なし | |
クリーク・アンド・リバー社 |
・山本貴嗣
刑事の蛮童玉三郎は、あまりにも精力が強すぎて、付き合っていたら身が持たないと、女に振られてばかり。そんな彼の前に現れた謎の女「紅壁虎(ホンピーフー)」。ホンピーフーとは紅やもりのことらしい。どんな高い壁でもよじ登って、狙った的は外さないという女殺し屋の異名だ。
房中術の達人で、男の精を吸って若さを保っていると言い伝えられている。こういうと妖艶な美女を連想してしまうが、見かけは華奢で可愛らしい少女だ。ただし実年齢は推定100歳以上。
紅壁虎が玉三郎の前に現れたのは、精力絶倫の彼から生気を吸い取って、殺し屋の仕事の際に射たれてできた怪我を回復させるため。その後も、紅壁虎がヤクザにつかまった妹分を救出する前にも何発か吸い取られて、玉三郎の扱いはほとんど充電器。
ヤクザ、中国マフィアの争いが激化するなか、街では一般人による発砲事件が頻発。果たして紅壁虎は、この事件にどう関わってくるのか。紅壁虎のことが頭から離れない玉三郎との関係はどうなっていくのか。この後の展開がとっても気になる作品である。
☆☆☆☆
※本記事は、「風竜胆の書評」に掲載したものです。