文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
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書評:吸血鬼メイドさんは甘やかしたい

2019-03-02 09:18:38 | 書評:小説(SF/ファンタジー)
吸血鬼メイドさんは甘やかしたい (美少女文庫)
クリエーター情報なし
フランス書院

・ちょきんぎょ。

 主人公の総士は、放浪癖のある母親の湊から手紙をもらい、ある洋館にやってくる。そこに待っていたのは、シルヴァと名乗る銀髪巨乳の美少女メイド。

 実はその美少女はタイトルから分かるように吸血鬼なのだが、別にホラー話ではない。美少女文庫の一冊であることから想像できるように、総士はシルヴァのご主人様となって二人でラブラブイチャイチャ。シルヴァは吸血鬼なので人間に比べるとはるかに寿命が長い。なんと500年も守ってきた純潔を総士に捧げて、ラブラブ度はもはや天井知らず。

 シルヴァは前の主人である吸血鬼につれられて多くの仲間と共に日本にやってきた。しかしシルヴァ以外は陰陽師に退治されて、彼女のみ屋敷に縛り付けられた。実は湊が総士を呼んだのは、シルヴァをその呪縛から解放するためだ。その方法はネタバレになるのでここには書かないが、まあ美少女文庫らしいと言えるだろう。

 シルヴァは吸血鬼という設定なのだが、とっても可愛らしい。人外美少女萌え(いるのか?)の人に薦めたい一冊。

☆☆☆

※初出は、「風竜胆の書評」です。

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