ソウナンですか?(3) (ヤングマガジンコミックス) | |
さがら梨々,岡本健太郎 | |
講談社 |
活動的でちょっと脳筋な鈴森明日香、お嬢様な九条紫音、優等生の天谷睦そして遭難のプロ・鬼島ほまれの4名のJKたちの遭難・無人島のサバイバル生活を描いたシリーズ3巻目。
この巻では4人はかなりサバイバル生活に慣れてきている。蜂蜜を採集したり、食べられる草を料理したり、舌平目を採ったりと。
ところが、紫音が離岸流によって流されてしまう。探しに行くほまれ。見事コウモリくらいしかいない岩礁で紫音を見つけるが水は、溜まった雨水の腐ったようなものしかない。そんな水を飲むと嘔吐と下痢で飲んだ以上の水分が出ていく。ほまれと紫音は脱水症状であとがない。そんなときどうするか。
ほまれの言うことには、
「実は水分は大腸でも吸収することができる つまり・・・」
「尻をこっちに向けてパンツをおろせしおん」
「とりあえず10口分入れてくれ それでだいたい200mlくらいになる」
要するに、そういうことだ。
二人は、交代で水分補給をしながら、無事に帰りつきましたとさ。でもいろいろ大切なものを失ったかも。
☆☆☆☆☆
※初出は、「風竜胆の書評」です。