文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
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何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?(1)

2021-12-07 10:37:22 | 書評:その他

 

 本能寺と言えば、織田信長だろう。破天荒な戦国大名信長は、結構なファンも多いと思う。ただ、こういう人が上司になるのは遠慮したい(笑)

 信長は、明智光秀に裏切られ、本能寺でその最後を迎えた。もっとも今京都に現存する本能寺は、信長の時代の本能寺とは場所が変わっているらしい。この漫画は、信長が死に戻りをして、なんとか本能寺のバッドエンドを回避しようというものだ。

 信長は考える。光秀の裏切りを防ぐには、その前に亡き者にすればいい。ということで本能寺の変の7年まえに手打ちにした。しかし、光秀の代わりに、他の部下が裏切る。今度はその部下を殺すと別の部下がと何度繰り返しても、燃えている本能寺に戻り、結局バッドエンドになってしまう。

 何度かこれを繰り返して、どうして光秀が反乱を起こすのか、その訳を知った信長は、今度は光秀に自分の力で状況を変えろと言う。

 要するに一種の信長のパロディものだが、パロディはとにかく笑えることに価値がある。その点これはそこかしこで吹き出しそうになる。

 最後に、本能寺が燃えてない代わりに、光秀が信長より迫力のある武将になって攻めてきている。この巻はここで終わっているが、この後どう展開していくのだろう。

☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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