本能寺と言えば、織田信長だろう。破天荒な戦国大名信長は、結構なファンも多いと思う。ただ、こういう人が上司になるのは遠慮したい(笑)
信長は、明智光秀に裏切られ、本能寺でその最後を迎えた。もっとも今京都に現存する本能寺は、信長の時代の本能寺とは場所が変わっているらしい。この漫画は、信長が死に戻りをして、なんとか本能寺のバッドエンドを回避しようというものだ。
信長は考える。光秀の裏切りを防ぐには、その前に亡き者にすればいい。ということで本能寺の変の7年まえに手打ちにした。しかし、光秀の代わりに、他の部下が裏切る。今度はその部下を殺すと別の部下がと何度繰り返しても、燃えている本能寺に戻り、結局バッドエンドになってしまう。
何度かこれを繰り返して、どうして光秀が反乱を起こすのか、その訳を知った信長は、今度は光秀に自分の力で状況を変えろと言う。
要するに一種の信長のパロディものだが、パロディはとにかく笑えることに価値がある。その点これはそこかしこで吹き出しそうになる。
最後に、本能寺が燃えてない代わりに、光秀が信長より迫力のある武将になって攻めてきている。この巻はここで終わっているが、この後どう展開していくのだろう。
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