主人公は平岡和司という18歳の青年。2巻の終わりから大学2年生になっているので19歳になったというところだろう。この和司君、念願の一人暮らしができるということで、やってきたのが、栄而荘(えいじそう)という古いボロアパートの4畳半。ちなみに、和司が一人暮らしをしたかった訳は、オタク暮らしを満喫できるからである。
ところが、和司の父親が外務省の事務次官であり、和司自身にも適応性があり、急に消息不明になっても親族が騒がないという理由で、異世界交流担当に選ばれてしまう。
こんなことで、和司の異世界人との交流が始まる。出てくるのはエルフ、ダークエルフ、ホビットにオーガやオーク、ゴブリンなど。それも美少女が多い。おまけに、和司の妹が勇者なんだと。そして異世界からやってくるのが、お約束のロリ美少女の魔王様。勇者と魔王の「叩いて被ってジャンケンポン」には笑ってしまう。
この栄而荘、古いので取り壊すかどうかというときやってきたのが音町清子(おとまちきよこ)という若くて美人な未亡人。全オーナーが亡くなったため、彼女がオーナーになったのだが、結局はアパートの良さを知り、管理人になる。でも、この名前や設定ってアレをもじってるよね。
誰ですか、異世界からの美少女なら、角が生えていても、多少耳が長くても構わないというのは?
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