地理 2018年 08 月号 [雑誌] | |
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古今書院 |
最近よく読んでいる雑誌「地理」。今月号の特集は「北海道 暮らしと産業のいま」だ。書かれているのは、札幌の現状、ニセコ地域のスキーリゾート、十勝地域における大規模農業、北海道の水産業そして屯田兵村についてだ。北海道といえばなんといっても屯田兵(私だけ?)。あとはヒグマとキタキツネか? 確か屯田兵については、学校の社会科の時間で習ったような覚えが。これに関する記事を読んで、受験参考書には結構いい加減なことが書かれていると思った次第だ(地理単独で受験したことはないが。あるとしたら高校受験の社会くらいか。)。
実は北海道には2度ばかり仕事がらみで行ったことがあり、1回目は札幌、小樽、2回目は函館を見て回った。広島は飛行機便の便利があまりよくないので、函館に行くときは新幹線で往復したのだが、その時はまだ新青森までしか新幹線が通じてなかった。北海道側の駅はちょうど工事中で、その様子を見ながら函館まで青函トンネルを通って在来特急での旅をしたのは良い思い出だ。
いま私が住んでいる広島市と札幌市は同じ地方の中核都市であり「支店経済」や都市単独でみれば「流入超過」だが、もっと大きな単位で見ればジリ貧なのもよく似ている(どこも地方は似たような状況だが)。もっとも人口は札幌市の方が大分多いし、広島市の影響力は中国地方でもそう大きくはない。
北海道に北広島市というのがあるくらいだから、北海道と広島は昔から関係が深い。また行く機会があれば訪れてみたいと思うが、寒いのは苦手なので雪の降っている時期はいやだ(北海道で雪を抜きにしてどうするんだとの声あり)。ところで、この雪を求めてニセコ地区のアパートメントは投資対象になっているそうである。我が故郷山口県秋吉台の近くにも投資してくれないものかと思ったのは余談。夏は今住んでいる広島よりよほど涼しく、避暑地にはいいと思うのだが。
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