文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

見上げると君は(3)

2021-09-22 08:23:46 | 書評:その他

 

 

 高身長女子・高峯千賀子と、低身長男子・渋木優希の二人の高校生が繰り広げるラブコメ。二人の間には、結構身長差がある。どのくらい違うかというと、優希の頭の先が、千賀子の胸の上あたりというから結構な身長差である。だから最初出会ったときに、千賀子は優希のことを小学生だと思っていた。それがラブラブになるのだから、縁は異なもの味なもの。

 昔三高ということが、けっこう言われる時期があった。高身長・高学歴・高収入の三つの高だ。もちろん優希にはどれもない。身長は千賀子の方が圧倒的に高いし、高校生の優希に高収入がある訳もない。頭だって千賀子の方がずっといい。それでも二人は魅かれあうのだ。この巻では二人は相思相愛であることを確認する。

 別に何か事件が起こる訳ではない。描かれるのは普通の高校生の日常。ただ言えるのは、千賀子にしても優希にしてもいい友達を持っていたということ。それもあって、二人の周りにはどんどん人の輪ができていく。

 それにしても、千賀子さん、なかなか男前な女子だ。かっこよく、そしてとっても優しい。こんな女子がいたら、胸キュンとする男子も多いのでは?

☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

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