チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

もりつけ箸、とり箸、トング

2012年01月04日 | 身の回りのもの

 曇り、12度、68%

 おせちを作る時の醍醐味は、料理を作るときより、重箱に詰めるときに感じます。作ったものを全部目の前に並べて、重箱とにらめっこです。ゴトゴト詰め替えないように、一発で決めなくては、折角の作ったものが姿を壊します。

 ふんわりと余白を持って詰める方法もありますが、私のは隅から隅まできっちり詰めます。その時、役立つのが、市原平兵衛商店のもりつけ箸です。白竹でできています。

  太い方の先端はこんな風に削がれ、

  細い方の先端は、ごくごく細いのです。お重が、埋まって行くに従って、この細さを利用して真上から料理を盛ります。最後の一つがきちんと納まった時は、何ともいえない満足感です。

 家族だけの食卓なら、とり箸はあまり用意しませんが、お客がある時はやはりとり箸を添えます。とり箸は、取り分けてテーブル越しに渡すこともあり長いものです。 ところが煮物や豆類を分けるとなると、お箸はやはり使いずらく感じます。特にこの正月それを強く感じました。すっとすくえる塗りのスプーンを、ゆっくりと探しましょう。

 最近トングの利用が増えました。バーベキューの時のように、普通に台所でも使うようになったトングです。食卓で、スパゲッティーを取り分けるときにも、それようのトングを使います。

  この、塗りのトング、和食用に求めたものです。竹でできています。開きっぱなしが、気になりますが、長さといい使いやすいものです。

 昔、庭掃除や七輪を挟むときに使ったトング。角砂糖に添えられていたトング。アイスピッチャーにも刺さっていましたね。あの頃、このトングを、なんと呼んでいたかどうしても思い出せません。きっと、日本の呼び方があるはずなのですが。

 小さな道具達ですが、日本人の細かい感性が詰まったような感じがします。

コメント
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