雨、9度、94%
19世紀、大航海時代をへて、船で東西の植物輸送に使われたウォードの箱に興味を持っていました。言ってしまえば、小さな温室です。簡単にできそうな、ガラスの帽子型のドームはずいぶん前から買っていたのに、やっと昨年の11月に寄せ植えを作ってみました。
温室状態ですから、植物の発芽を促すのに使うこともあるようです。小振りの観葉植物を2種類合わせてみました。この2ヶ月で、テラリュウムのよりもずっと成長しました。
葉っぱが天井に着きそうです。1996年以来の寒さに見舞われている香港です。朝起きると、このドームの内側に薄く結露しているのが見られます。
一方、 テラリュウム。こちらには、ドーム型に入れた観葉植物のほかにサボテンを2種類寄せ植えしています。上が開いているので、温室状態ではありません。そのせいでゆっくりした成長です。
先日、同じようなテラリュウムを売っている花屋さんがありました。クリスマス、旧正月用の贈り物用です。 同じように4種類の寄せ植えで、なんと$850。日本円で、8500円ほどです。あまり高いのでびっくりと同時に、なんだか得をしたような気分です。
2つとも、できるだけ陽に当たるようにしています。植物の走光性で、どうしてもお日様の当たる方に傾きます。毎日少しずつ、回してやります。
花とは違って、地味な様子ですが、ドームの中も、ボールの中も小宇宙があるようです。