雨、16度、98%
くるみを朝食べると、頭が良くなる、いえ、認知症にかからない、そのようなことを書いている記事を見ました。朝食べることが肝心なようです。ナッツが好きな我が家ですが、朝から食べるのはなんだか、気持ちにそぐいません。なんだ、パンに入れればいいのです。
くるみは、香港の医食同源を実行なさっている人たちの間でも、頭に良い食べ物といわれています。あの形です。くるみの形は、脳の形に似ています。形が似たものは、補う役目をするようです。医食同源の方達の話を聞くと、補うという言葉によく出くわします。治るとか、良くなるとかでなく、補い助けてくれる意味だと、私は解釈しています。例えば、肝臓が悪いときには、豚の肝臓を使ったスープ飲むようです。筋を痛めたときは、牛の筋を摂るようにと聞きます。合わせる乾物は、ちょっと馴染みのないものもありますが、体の調子の悪い同じところを、別の動物に補ってもらえばいいんだわ、と自分なりに考えています。
サプリメントが流行っている今の世の中ですが、カプセルを飲むより、おいしいレバーを食べた方が、私にはいいように思います。そんなわけで、久しぶりにくるみをパンに入れて焼きました。
ルクルゼの、テリーヌ型は火の伝わりがいいので、側面まできれいな焼き色がつきます。くるみだけでなくレーズンも入れました。この年で、頭が良くなる必要も有りませんが、自分でできそうないいことは、少しずつ取り入れてみたいと思います。
くるみのパンは塩味でと決めています。オイルも、くるみオイルを使いました。あれれ!ちょっと塩味がきつすぎました。いつもの、日本の塩を切らしていたので、フランスの塩を使いました。塩は、よくその癖を知っていないといけないものですね。