曇り、13度、81%
エンリーベグリンの皮のものには、オミノという人の形の刺繍がついています。8つの簡単なステッチで刺されています。1センチの小さな刺繍です。人によっては気がつかないかもしれません。いつもは一人のオミノですが、クリスマス前の品物には、ファミリーと称して、3人のオミノと犬が刺されたものが出ます。オミノファミリーの登場は5、6年前のことでした。
初めて手に入れたのが、こちらのバックです。ズボンをはいたオミノが2つ、1つはスカートをはいています。そんなわけで、このファミリーを我が家だと思っている私です。だされる品数も少ないので、ファミリーがついているものは、私はこのバックとキーホルダーだけです。
まだ、アンリークイールさんがエンリーベグリンで作っていた頃からのファンです。同じベグリンファンの方が、私のブログを見てくださっています。そんな方から、修理は?と質問がありました。エンリーベグリンのお店に持って行けば、修理はしてくれるそうです。確かに手縫いのベグリンの物は、永年使ううちに、縫い目が擦れたりしてしまいます。
バックの付け根のところが緩んできました。これは、14年目のバックです。そこで、自分で修理をしてみました。 これはろう引きの糸です。皮の手工芸品の材料を置いているところで手に入ります。これを、毛糸のとじ針の小さいものか、クロスステッチの針の大きいものを使って、穴通りに縫い合わせました。ベグリンのお店の方にこれを見せたところ、確かにベグリンで直すと、それはきれいになった戻ってくるそうですが、費用が小物が買えるほどかかるとおしゃっていました。しめしめ。
この14年目のバック、 冬にしか使いません。今年はファーのバックがまた出ましたが、このバック、4種類の皮のパッチワークになっています。
普通ののなめし革、ハラコ、ムートン、スウェードです。10年以上前のものは、今のものよりずっと手が込んでいたように思います。こうして修理をしながら、大事に使って行くつもりです。