晴れ、14度、83%
ボタンが好きです。ボタン一つで、服のイメージががらっと変わります。いつか使うつもりで買い求めたボタン、好きな洋服についていたボタン、溜まりたまって大きな缶一杯です。
貝ボタン、白木のボタン、くるみボタン、金ピカのボタン、プラスチックなのにいい色のボタン、これだけあればもう一生分あるわねと思うくらいあります。
日本のボタンは、よくできています。でも、ヨーロッパやアメリカのものを見ると、どこか違います。それはそのはず、洋服の歴史の長さが違いますからね。香港に洋裁材料を多く売る街があります。九龍サイドのシャンスイポというところです。ボタンの問屋さんもありますが、量産品ばかりで、いつも買わずに帰ってきます。
毎年寒くなり始めると、ボタンを付け替えたくなる黒のカーディガンが一つ。ボタンを置いてみては、考え込みます。
よく見ると、エンジェルが象られています。これも2つしかありません。
ピエロです。アメリカ製で、以前夏のポロシャツに付けていました。
どれにしましょうか?5つのボタン穴があります。全部違ってもいいし、金ボタンは、気恥ずかしいな、とか思いめぐらす時間がこれまた楽しいものです。