曇り、11度、87%
旧暦の元旦、必ずお参りに出かけるところがあります。香港島の南、彼方に南シナ海を見渡せるリパレスベイです。実は、確かな名前も知らない廟です。大きな女神が海を向いているので、海の神様、天后さんだと思っています。
こちらが海の神様。その隣に、 何の神様でしょうか?どちらも、ゆうに3メートル近くあります。この一角、とにかくたくさんの神様を祭っています。しかも、みんな色鮮やか。
遠目で見ると竜宮城のようにすら見えるのです。きっと、史実や神様の由来に詳しい人なら、一つ一つの名前や、謂れが解って楽しいはずです。解らない私ですら、造形の面白さに楽しんでいます。日本の、仏像とは、全く異なるもの。厳粛、荘厳などからかけ離れた世界です。
一年中観光客で賑わう、リパレスベイです。夏には、たくさんの海水浴客もいます。昨日は、あいにくの雨と、気温の低さもあって珍しく人出の少ない中のお参りでした。
廟の屋根の形、鳥居の端など、何とも言われず素敵な形です。どうしてこんな色合いにできるのかな?と不思議に思うくらいに、にぎやかな色使いです。
極めつけはこちら、 2ネートルはある大きな赤い狛犬です。狛犬は見れば見るほど、パグに似ています。この赤い大きな狛犬は、我が家のパグ犬モモの守り神と思って、お祈りしてきました。