チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

古いコペンハーゲンの地図

2013年02月11日 | 旅行

曇り、16度、82%

 我が家は、香港島の世界一長いと言われているエスカレーターの一番上に隣接して建っています。観光案内書には、何と書いてあるのか、途中にはSOHOと呼ばれる飲食店街などがありますが、一番上はただの住宅街です。それでも、観光の人は片手に案内書やホテルがくれる薄い地図を持って、このエスカレーターを上ってやってきます。この辺りに住む人は毎日そんな光景を目にしています。

 この地図も、ホテルのコンシェルジュに置いてあるような6つ折の地図です。実家の整理をしている時に、私の古いパスポートなどと一緒に出てきました。寒い家の中で、時間にせかされるように片付けをしていますから、要る要らないの判断など、即時です。懐かしさに惹かれて、いちいち開けてなどいられません。パスポートと幾つかの国のこうした地図類は、捨てようと思っていました。変化の激しい今の時代、1970年代の地図なんて使い用がありませんからね。ホイとゴミの方に投げ入れたところパラリと開いたのが、この地図でした。色褪せもせず、いえ、その色遣いに目を奪われて、ゴミの山から取り上げて見ました。コペンハーゲンの市内の地図です。 日本の地図を見慣れた目には、こんな色合いの地図は新鮮に写ります。北欧のモダンな色遣いです。

 中央一番下のチボリ公園には、アンダーラインなんかひいています。きっと、この地図を片手にコペンハーゲンの街を私は歩いたのでしょうね。

 全部の地図を見る時間がなかったので、とりあえず、他の地図とパスポートを取って置く方に入れて、この地図だけ香港に持ち帰りました。

 最近のコペンハーゲンの地図と比べてみました。アウトラインもほぼこの70年代の地図のままです。とうとう、額に入れてしまいました。毎日飽かずに眺めています。

コメント (4)
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