チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

靴磨き

2013年10月06日 | 日々のこと

晴れ、23度、54%

 香港の一番爽やかな季節はちょうどこの時期です。夏だって、日本のように気温は上がりません。それなのに、湿度は時折100%と表示されるほど、蒸し暑い亜熱帯気候です。台風の影響さえなければ、毎年このふた月ほどは気持ちよく、時には洗濯物も外に干せます。

 モモさんがやって来るまでは、夏だって一日中クーラーを付けていたわけではありません。よっぽど寝苦しい時とか日中の一番暑い時だけでした。ですから、夏は普通の家事以外に、私はカビと戦わなくてはなりませんでした。部屋の壁も薄黒くなるほどの湿気です。

 でも、一番の被害は、革物。靴にバックにベルト、そしてタンスにある革のスカートまで被害が及びます。除湿剤などものともせず忍び寄ってくるカビたちです。履こうと思って、出した靴にうっすらカビが浮いている時ほどがっかりすることはありません。主人など、むっとした顔つきで、ベルトを全部日なたに投げ出す始末です。

 これには、こまめな点検と手入れが必要です。一週間に一度、必ず靴、バック、ベルトを全部出して来て、カビが付いていなくても磨いていました。10年ほど前といえば、私がまだ靴を50足近く持っていた頃です。手間も時間も、カビが付くことに比べればなんのその。私の小さい靴などは手もかからないのですが、主人の大きな靴は力を込めてキュキュ。これがまた楽しい。大きな靴の表面には、私の顔が映ります。

 モモさんが来て、夏中窓は閉めたまま、クーラーも付けたまま、挙げ句に除湿器も廻っていますから、最近は、靴の手入れも間遠です。半年近く履いたサンダルを少しずつ磨いては仕舞い始めました。

 この、 昔のヨックモックの缶、私が一人暮らしを始めた時からの靴磨きの道具の缶です。今の缶に比べると丈夫です。

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