チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

担々麺をつくる

2013年10月18日 | 料理

曇り、23度、72%

 香港は麺料理の宝庫です。その前に料理の宝庫です。地元の麺といったら、やっぱり雲呑麺、エビがプリッと入った大きな雲呑と硬めの細麺にエビのだしが効いたスープ、こんなに美味しいものがあるかと思うほどです。牛肉のあばら肉を柔らかく炊いてのせる麺もあります。お腹がすいている時は、しっかり満足出来るものです。そのうえ、世界の麺が好きな香港人、ちょっと前まではベトナムのホー麺が流行っていましたね。と言っても一番の成長株は日本のラーメンです。昼時、行列ができている店は決まって日本のラーメンやさんです。なんといっても、香港人、出前一丁のインスタントラーメンですら外食します。うどんだって、中華風にアレンジして食べますし、マカロニなんか朝食メニューに必ず載っているほどです。

 四川料理の担々麺、四川料理のレストランに行けばあるのでしょうが、10年ほど前まではこの担々麺が流行でした。その頃は、ちょいと麺だけ食べに行けたものです。本来は担ぐ屋台で始まったといわれる担々麺です。つまり和え麺が初まりだそうです。食べたい食べたい気持ちが募っているところに、知人が、美味しそうな担々麺をアップしています。彼女の作り方を基準に、香港で調達出来るものでつくることにしました。

  市場の麺屋さんで、担々麺というと出てきました。カンスイが入っていない白い麺です。家族経営で自分のところで麺をつくっているこの店、一体、何種類の麺があることやら?当然、お店にも下ろしています。

  ざっと、調味料。ブタのひき肉をトーバンジャンと甘味噌で炒めました。彼女が教えてくれたのは韓国のコンチュジャンでした。ネギやしょうが、店によってはザーサイのみじん切りも一緒に炒めます。スープは、もちろん先日の北京ダックから取ったスープです。匂いが気になるので、長ネギの青いところを入れて一煮立ち。お味はまろやかです。普通はごまペーストを使うところを、ピーナツペースト(左端)を使ってみました。

ペーストと炒めたひき肉を合わせたところに、少しずつスープを入れて伸ばします。最後はラー油を一杯垂らします。麺の茹で時間なんて教えてくれませんから適当です。お椀に、麺を入れ、スープを注いでひき肉をのせます。ここでまたラー油を。

 やっぱりごまのペーストの方が、香りが高いと思います。次回はごまで挑戦。くれぐれも、スープもお椀も熱々で。 スープの冷めたような汁麺だけはいただけません。おいしかった。

コメント (2)
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