チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

日本の新聞 香港の新聞

2013年10月19日 | 日々のこと

曇り、23度、74%

 主人がお付き合いで、日本の新聞も取るようになりました。それまでは香港地元の唯一の英字新聞(SOUTH CHINA MORNIHG POST)でした。今では、朝6時前に日本の衛生版の新聞とこの英字新聞が家の前に配達されます。

 衛生版とはデジタルで送られて来た日本の新聞を、香港で印刷したものです。日本で売られているものを頼むと配達は夕方になります。デジタル版は、若干テレビのページが移動しているぐらいでほぼ同じ新聞です。ページ数にして日本の新聞は平均24ページ、一方SOUTH CHINA はその倍以上のページ数です。

  SOUTH CHINAは、3部に分かれています。メインの新聞と経済、香港のことを中心にスポーツや娯楽情報といった3部です。メインの新聞のトップページは、香港に限らず世界中のトップ記事が出ます。続いて2,3ページは、香港の政治中心、続いて2,3ページが中國関係の記事です。そして次の2,3ページが近隣アジア諸国のニュース、最後の5、6ページが世界各国のニュースです。経済の部は、証券の動きは地元のものですが、記事にいたっては幅広く世界中から拾い上げています。最後のスポーツや日本で言う三面記事の部では、健康や旅行などの記事も載せられます。

 日本の新聞、確かに日本のことを知る上では助かります。ところが国内で毎日、日本の新聞だけを読んでいると、目がいくのは日本のことばかりになりそうに思います。國際とページの左上に書かれているのは僅か3ページです。英語教育がとまた叫ばれていますが、その前に世界に目を向けるような紙面作りを考えて欲しいものです。日本語でしっかりした基盤の考えが出来た上での第2外語だと思うのですが。

 SOUTH CHINAはチラシは入りません。週に一回、新しい映画や舞台の案内の小冊子が入ります。日本の新聞は時折日系のスーパーのチラシが入ってきますが、たかだか1,2枚です。

 一番大きな違いはといったら、広告かもしれません。日本の新聞は、新刊案内に始まり健康食品、ツアー旅行の案内が多く見られますが、このSOUTH CHINA には、ロンドンやシドニーの住宅販売の広告がよく出ます。昨日はロンドンだけで4軒の広告でした。次いで多い広告が、ビックブランドシャネルなどの全面広告です。これからクリスマスにかけては、時計のビックブランドの全面広告が目立つようになります。

 SOUTH CHINAを読むのは、地元の人ばかりではありません。唯一の英字新聞ですので、観光客も手にするわけです。これはあくまでも、SOUTH CHINAに限ったことで、広東語で書かれている他の新聞はまた様子が違います。

 ソファーにひっくり返って、この2誌を読み比べながら、私の考えの行き着くところは、広告に載せられたものの単価の違いです。日本の新刊1冊とロンドン市内のマンションとではその隔たりやどれくらいかな?ちょっと、想像付きません。

 主人は海外出張の度に、私に世界中の新聞を配達してくれます。主人が好きなHERALD TRIBUNEという新聞があります。パリが本拠地らしいのですが、世界数カ所で発行さてている英字新聞です。この新聞の住宅広告は世界をまたいでいます。びっくりするのは、美術展の案内も世界をまたにしています。いつぞや東京に向かう機内でHERALD TRIBUNEを読んだ私は、翌日早速、[星野道夫の回顧展]に向かいました。

 時折、よその国の新聞も見てください。日本から見るのと違った視野が拡がるかと思います。

 

コメント
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