チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

かつおぶし

2013年10月12日 | 日々のこと

晴れ、26度、75%

 昆布を切っておく、おじゃこの頭とお腹を取っておく、かつおぶしを削っておく、これだけしておけばどんな急な料理の追加だって大丈夫です。つまり、まずは昆布におじゃこ、かつおぶしがいつも手元にあることが必須条件。昆布もおじゃこもかつおぶしも、日本でたくさん買い込んで来てあります。まあ、腐る物ではありません。長い買い置きが出来ないのはおじゃこです。テレビでも見ながら出来る簡単な手仕事ですが、刺繍などをしているとこれまた手仕事なので、同時にすることが出来ません。やはり、刺繍が優先です。

 福岡から帰ってくる飛行機の中でも、こうしただしの下準備が出来ていないことが気になっていました。昨日は朝からずっと座って、刺繍をひとつ仕上げました。いよいよ、だしの下ごしらえ、一番簡単なのは昆布です。私の背より長い昆布をチョンチョンと切って、タッパに入れます。次は、おじゃこ、これも頭とお腹を取って、半分に割いてタッパに。鰹を削るのは、やはり難儀です。うまくいくとあっという間に、箱一杯になりますが、かつおぶしの状態ではうまく削れないことがしばしばです。

 香港にだって、日本からの真空パック入りにかつおぶしが売っています。一時期、その袋入りを使っていましたが、だしを取るのに袋の分量では、2回しか取れません。今、日本の普通のスーパーではかつおぶしを売っているのを見かけません。デパートの地下で見つけたかつおぶし、以来また、かつおぶしを削り始めました。それを機に、削り箱を有次の物に代えました。 とてもきれいな形です。東京に帰る前に、電話で高島屋の有次に電話で取り置きを頼みました。売り場のお姉さん、まだ時間が有るのでお名前を入れますよ、と仰ってくれます。厚かましい私は、フルネーム入れてもらいました。 確かに、以前のかつお箱と違って楽に削れます。ところが、お節が筋張っていると、やはり力が必要です。当りのいい場所を見つけるのに一苦労。しかも、元来性格が雑なのが、かつおぶしを削るのにも出てきます。 ご覧のように、新聞紙を敷いているのですが、削り節が飛び散っています。お節を削る度に、自分の性格にまで考えがおよび、惨めな思いをします。でも、食べる方達にはお見せしない舞台裏ですから、とまたしても開き直っています。

 さあ、これで準備完了。香港も、今日から3連休です。秋の煮物を作りましょう。

コメント
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