チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

フェリートップちゃんとモモさん

2013年10月26日 | もも

晴れ、19度、48%

 モモさん夕方の散歩のときも行きたい方向を自分で決めます。大まかに、山向きか下におりてSOHO と呼ばれている繁華街に向かうふた通りです。山向きに向かう道沿いにはイギリス系のインタースクールがあります。イギリス系といっても、地元香港の子供やインドの子供、日本人、韓国人の子供たちも通っています。下校時とモモさんのお散歩が重なると、犬好きな子供たちがモモさんの周りによって来てくれます。触ってもいい?フレンドリー?などと必ず私に許可を求めます。モモさんといえば、こうした間、触られてもつつかれてもじっとされるがままです。

 昨日は、迷った挙げ句にモモさんが向かったのは下向きです。金曜日でもありますから、日も暮れていないのにワイン片手にレストランのバルコーニーで立ち話をする人もたくさんです。表通りとは違い裏通りは、いつもながら散歩の人が行き交います。車も通らない道は犬ばかりか小さな子供の散歩にはうってつけです。ここ香港、犬も子供も大半はヘルパーさんがお散歩をさせます。昨日は、小さな女の子に出会いました。2歳2ヶ月のフェリートップちゃん、青い目で言葉はまだしっかりしていません。

 フェリートップちゃん、モモさんを見るやややかがんで、モモさんのおでこにチュッ。もう一つチュッとしようとしたフリートップちゃんにモモさんがペロッ。どうも、これだけで、お友達関係が成立したようです。すると、フェリートップちゃん私の握っているリーシュを引っ張ります。そして、ウォークとおっしゃいます。わたし?ヘルパーさんが。一緒に歩きたいと言ってるわ、と教えてくれます。ところが一緒にとは、フェリートップちゃんがリーシュを握って歩くことのようでした。いくら車が通らないからとはいえ、モモさんが急に走って怪我でもさせたら大変です。

 モモさん、リーシュを持つ人は主人と私、それに我が家のお手伝いさんの3人以外には許しません。他の人がリーシュをとると、唸ります。なのに、フェリートップちゃんとは、会って数分のうちにご覧の通り。

 遠巻きに、私とヘルパーさんが付き添います。車の通らない道からエスカレーター沿いの階段を、二人は駆け上がります。 フェリートップちゃん、2歳2ヶ月にしては、足も腕の力も立派なものです。階段の上で別れる時、大泣きのフェリートップちゃん、いつもこの時間散歩をしてるから、また会えるよ、と何度も話しました。解ってくれたようです。

 私はモモさんが行くがまま、いつもボーッとした散歩です。でも、散歩には、時には大きな出会いがあります。しかも、モモさんがいてくれたからこその出会いです。オーストラリアに帰ったまんじゅうちゃん一家との出会いもそうしたひとつです。

 散歩をいつまでもしていたい気持ちのいい季節です。きっと、フェリートップちゃんにも会える気がします。

コメント (2)
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