曇り、23度、88%
昨日は朝からてんやわんや、主人が仕事に出かけて、ふと見ると、なんとPCをお忘れです。まだ地下鉄の駅に向かっている途中、携帯に電話をするやらメッセージを入れるやら、一向にお返事がありません。そうなると、PCがないのに気付くのはオフィスのデスクに向かってからになります。と言うことは、私がお届けに上がらないといけません。案の定、電話がかかってきました。
主人のオフィスは海の向こう、つまり九龍サイドです。途中まででもでも出て来てもらおうと、急いで家を出ました。まだ通勤ラッシュの時間帯です。バスは満員、駅までおりる道も車だらけ。思ったより時間がかかってしまいました。そこへ、私がどの辺りにいるかと、主人が確認の電話をくれました。満員バスの中、iPhoneはバックの中で鳴ってます。手首でもチロチロとAppleWatchが鳴ってます。人ごみの中、左手を口元に持って来て、「まだ地下鉄の駅にも着いてないのよ。」と応えていると、周りの人が何やらジロジロ見ています。「もしもし」と電話に出るあの日本語は、時として海外の人には滑稽に聞こえるらしく、日本人を野次る時にも使われます。「もしもし」かなと思えば、皆さん、私の手元を見ています。腕時計に向かってしゃべっているわけです。しかも、腕時計からも声が聞こえて来る始末、奇妙に映るのも無理はありません。気恥ずかしい思いをしました。
無事に主人にPCを手渡して、帰りのガラガラのバスの中、手当たり次第にAppleWatchの設定を変えてみていました。その中に、「文字が大きくなる」という項目があります。最近とみに視力が衰えています。これはいいわと設定を変えた所が、画面一杯に写る時計の四分の一しか画面に現れません。随分大きくなっています。これでは不自由です。設定を解除しようと、あちこち押すは回すは、ところが全然解除されないまま、通常三段の文章が出て来る画面に、たったの三文字しか写りません。家に着いて、さて、どうしよう。こうなったら、得意の初期化です。しかも、AppleWatchからは文字が大きすぎて何処で再設定するか分からないので、iPhoneから再設定の指示を出しました。完全に送られて来た時と同じ状態に戻して、セットアップを始めます。セットアップに要した時間は、13分ほどでした。普通サイズの文字の大きさに戻っています。やれやれ。
LINKで送られて来た写真も、 こうして見ることが出来ます。返事は文字入力が出来ませんから、見出し写真のように絵文字を選びます。こうして一度閲覧したLINKのメッセージは、このAppleWatchには保存されません。親分のiPhoneには残ります。
AppleWatchで写真を撮ることは出来ませんが、AppleWatch自身の画面を写真に撮ることは、iPhone同様出来ます。本体右側のクラウンとその下のボタンを同時に押すだけで、 写真は、iPhoneに取り込まれています。時計の「12」の数字のうえに赤丸が付いているのはお知らせです。Facebookの投稿があった時やメールの着信を知らせてくれます。赤丸を下にスクロールすると、
こうしてメールが出てきます。返事は返せませんが、フラグを付けたり、未開封にしたり、削除は出来ます。
たかだか機械です。機械に振り回されないように、せいぜい今日もまた、遊んでやろうと思っています。さて、あと何度再設定をやることやら。