晴れ、5度 東京
昨夕、息子の家の近くのスーパーに夕飯の買い物に出かけました。昨年末、来たときと違って店が改装されて品揃えも良くなっています。イーオンと聞くと郊外型の大賀店舗と思うのですが、東京私鉄の駅を降りてすぐの店です。
香港にもイーオンは数店舗あります。イーオン独自の開発商品も殆ど揃っていますが、どちらかというと日本人向けではなく、地元香港人向けの店作りです。日本の水などを安く売ってくれているので、私など月に2回ほど車で買い出しに出かけます。
日本に戻ると、スーパーの陳列棚を見て回るのも楽しみです。食べ物もキッチン用品もどことなく日本の細やかさが感じられます。細かいといえば、個装に始まって、一つ一つの容量も少ないものが多いと思います。
ジャムの棚を見ていました。アオハタジャムの容器の蓋が青と白のストライプでいい感じだなと見ていると、その横に「プリンジャム」と書かれた瓶が目に入って来ました。プリンに滅法弱い私です。プリン、キャラメル必ず手に取ってしまいます。「プリンジャム」「ミルクジャム」「リンゴバター」「ケーキジャム」作っているのは北海道のタンゼンテクニカルプロダクトという会社です。
試しに、「プリンジャム」と「北海道ケーキジャム 抹茶シフォン」を買ってみました。「プリンジャム」は底にカスタードが溜まっています。バターナイフを垂直にさして底から持ち上げてみました。やや硬めです。パンには塗らずのそのままペロリ。味も香りもプリントはやや違いますが、この発想が楽しい。甘さもしつこくありません。ジャムよりアイスクリームのトッピングにいいかもしれません。
お次は、「北海道ケーキジャム 抹茶シフォン」2層に分かれた底の方は小豆のあんです。これまたバターナイフを垂直に立ててすくい取ります。こちらはかなり固めです。これもそのままペロリ、微かな抹茶と小豆が口に残ります。抹茶シフォンケーキをこのジャムのネーミングに使ったのが興味を引きます。小さなタルト型の中にこのジャムを詰めて、ジャムタルトを作ってみたくなりました。お茶に合うジャムタルトです。
こうして2つの瓶を手に取ってみると、ネーミングやパッケージは味の前に消費者に訴える最初の手段だなと思います。面白いものを見つけました。