チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

バスマティライス インドのお米

2016年03月10日 | 料理

雨、18度、99%

 お米を主食とする国の中でも、日本のお米はおいしいと思います。ショートグレインと呼ばれる粘り気の強い日本米、韓国、台湾、アメリカ、ベトナム、タイ、オーストラリアでも作られていますが香り甘み共に日本のお米は群を抜いています。お鮨の普及で世界中で作られるようになった日本米です。日本に住んでいればきっと他所の国のお米を食べる機会もなかったと思います。

 お米は日本米のようなショートグレインの他にロンググレイという品種があります。細長く日本式に炊くこともありますが、蒸したり、茹でるだけで食べる国もあるようです。粘りはなくサラサラのお米です。硬いわけではありません。炊きあがったときの香りのも薄いと思います。日本米のようなモッチリした甘みもありません。中国、タイ、ベトナム、インド、南米で作られています。

 私はこのロンググレインのお米が大好きです。香港でも日本産のお米が手頃な値段で手に入るようになりました。といっても売られているお米の中では日本産のお米は一番高い物です。主人は、この日本米が主食、私はタイのロンググレイン、ジャスミンライスが主食です。値段にして日本米の方が5倍ほど高めです。日本米でも台湾、韓国、ベトナム、アメリカの物はお安く手に入ります。

 ジャスミンライスの炊き上げりの香りは花のような香りですが、日本人の方はあまりお好きでないようです。ロンググレインの中でもインド、パキスタンから入って来る物の中にバスマティライスという細くてややベージュのロンググレインがあります。ロンググレインの中ではいいお値段で売られています。ロンググレインですからさらりとした粘り気のないお米ですが、他のロンググレインのお米に比べると甘みを感じます。炊き上がりの香りは微かですが独特な香りがあります。インドでもごちそう料理のときのお米です。

 久しぶりにブリアニを作りました。インドの炊き込み御飯ピラフですが、お祝い事、お客事のご飯です。マトンブリアニ、チキンブリアニ。昨晩はチキンとお野菜、松の実を沢山入れました。ローリエ、粒黒こしょう、グローブ、ターメリックにチリ。最後に一振り、ブリアニマサラ。 主人もモモさんも大好物のブリアニ。

 インドの市場で売られているバスマティライス、あのベージュのお米の色とお米の香りを忘れません。バスマティライスなどと銘打って売っていても、タイのロンググレインのことがあります。インド料理屋に行っても、普通のプラオライスがこのバスマッティライスを使って作ってあれば合格です。

 先日、日本のデパートで小さな小袋入りのバスマティライスを見ました。日本でも手に入るようです。インドの大地で育ったこのお米、機会があればお試しください。

コメント (2)
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