チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

左手で掃除機をかけてみる

2019年05月19日 | 日々のこと

小雨、21度、78%

 数日前、左の肩甲骨の下が重たく感じました。運動不足に違いないと、思い付きで左手、左腕だけで掃除機をかけてみることにしました。掃除機をかける時の腕の動きはかなり伸縮を要します。私は右利きで、左手だけで掃除機を使うのは初めてです。

 掃除機は普通のキャニスター付きです。つまり小型のモーター部分も引っ張ります。初めから思うようにいきません。まずグリップが安定しません。先端のローラーの部分が水平に床に落ち着きません。握力が右に比べて低いことを思い出します。次にスイッチです。右手の時は切り替えスイッチのどれを押せばいいか指が覚えていますが、左手になっただけでいちいち目で確かめています。スイッチを入れると床面に吸い付いた状態でスティックを前後に動かすわけですが思うように力が入りません。つまり腕力が乏しいのです。そろそろと押して、そろそろと引く。これの繰り返しです。

 当然時間が右手、右腕の時よりかかります。そればかりではありません。右手でかけている時は、左手でゴミ入れやココさんの水のお椀を無意識に移動させています。ところが左手でスティックを使っていると、右手にそこのゴミ入れを動かすように頭から指令が出ています。無意識ではないのです。しかも右手のその反応はこれまた遅いものでした。

 日頃いかに左手、左腕を使っていなかったかと痛感します。この60数年、左は甘やかされていたのです。掃除機のあとモップをかけます。こちらは吸引力がないので動きはまだ楽ですが、左手ではモップが安定せず、隅を拭こうとする時には思う場所にモップが入りません。お雑巾での水拭きは日頃から左手も使うので不自由はありません。

 通常の掃除時間より大幅延長しました。右手、右腕が当たり前にこなしている作業です。それを左手、左腕に代えただけで思うように動かないばかりか、動作の度に頭から指令が出ているのに気付きました。情けない話です。そんなわけで、しばらく左手、左腕を使って掃除をするつもりです。時間がかかるのでもどかしく思いますが、ちょっと鍛え直してみるつもりです。

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