曇り、17度、78%
ハーブたちは成長が早く、早春に種を蒔いたものや昨年の秋蒔きのものは既に花が付き始めています。一年中新鮮なハーブが欲しいのでハーブ畑には緑を欠かさないように種蒔きのローテーションを考えます。ハーブの花は概ね小さいものばかりです。花が咲くと葉っぱ自体の香りが落ちます。花芽を摘んで花をつけないようにするのですが、それでもハーブは雑草ですから強い成長力を持っています。あまりにたくさんの花をつけると摘んで花瓶に活けます。
見出し写真のスモーキーな葉っぱには、 小さな白い花がいっぱいです。これが何のハーブかお分かりになるでしょうか。 庭に咲いているときはこんな感じです。右下の丸いのは「九条ねぎ」の葱坊主です。「コリアンダー」一般に「パクチー」と呼ばれているものです。葉っぱは東南アジア料理の添えによく出されます。白く長い根っこはタイ料理、種はインド料理に使われます。葉っぱ、種、根っこともそれぞれ違った香り、味がします。
パセリは花芽を摘んで今しばらく葉っぱを料理に使います。放って置くと黄色い小さな花が咲きます。「コリアンダー」の上には「イタリアンパセリ」が見えているのですが葉の形が似ていて写真では区別がつきません。こちらは同じパセリでも花色は白です。今年初めて花をつけたのが「セージ」です。「セージ」は多年草、3年目で初めて花を咲かせました。 「セージ」は葉っぱ一枚でも強烈な香りです。今年は種を取ってみようと思います。このハーブ畑の一角は葉蘭、「オレガノ」、「ミント」、「ミツバ」、「セルフィーユ」、植え付けたばかりの「紫蘇」があります。あと10日ほどで芽が出た「バジル」が加わります。ハーブ畑のど真ん中には古い枇杷の木があります。この枇杷に守られて我が家のハーブは育ちます。