晴、18度、84%
庭先の甕にホテイ草がたくさん浮かんでいます。3年目に入ったホテイ草です。2年前、まず2つ買いました。2つ浮かんでいるホテイ草を見て主人が言います。「もっとたくさんじゃないと、みっともない。」そこで5つ買い足しました。その年、初めて見るホテイ草の花をつけました。道ゆく人から「初めて見ました、綺麗ですね。」とお言葉をもらいます。その冬は雪も降り2月ごろには甕の上は枯れ草状態でした。春になりよく見るとその枯れ草の中に緑が見えます。そこで枯れた葉や浮き袋を取り除きました。みるみる緑が広がり、11月ごろまで花を咲かせてくれました。この春もまた枯れた葉を取ると可愛いホテイ草に成長しました。
布袋草は自身も大きく成長しますが、ランナーを伸ばして子供を作ります。冬の間、枯れますから自然淘汰するかと思うのですが、繁殖力、生命力が旺盛です。昨年からもう一つ、睡蓮鉢を探しました。我が家にある火鉢、 こんな色のものは庭に置きたくありません。
こちらはちょうどいいサイズなのですが、水止めを試みてもじんわり水が漏れます。今では庭仕事の道具を無造作に入れています。園芸店で売られている睡蓮鉢はどれもこれもパッとしません。たまたま睡蓮鉢で検索して当たったのが、ブルーの睡蓮鉢でした。
新しく造園した北側の庭は、造園家の方がグラフィックか何かで設計した趣のない庭です。この目が醒めるようなブルーの睡蓮鉢がアクセントになってくれればと思い送ってもらいました。想像していたより大きさもあり、早速、ホテイ草の分家を作りました。
分家後の本家のホテイ草です。メダカたちもこれでお日様を見ることができます。分家の鉢にもしばらくして落ち着いたら、新しくメダカを買って来て入れようと思っています。メダカは分家させません。本家の甕の中、既にメダカの社会が確立していると思います。今年も香り姿共にいい薄紫のホテイ草の花を待っています。