曇り、24度、68%
毎朝、小さなフランスパンを1本焼きます。焼きたての熱いうちに食べるフランスパンは格別の美味しさです。バターで食べてもいいのですが、たっぷり染み込むオイルの方がこれまた好きです。一番相性がいいなと思うのは「クルミオイル」ですが、このところ4種類のオイルを少しずつ付けて食べています。左から「アボガドオイル」「オリーブオイル」「クルミオイル」「ピスタッチオオイル」。
ご覧のようにオイルの色も違います。もちろん香りも違います。お味も違います。近頃ではレストランでもバターと「オリーブオイル」をパンと一緒にサーブしてくれるところが多くなりました。ずいぶん昔のことですが、お外で食事をしている時、テーブルに置いて合った「オリーブオイル」をパン皿に少しとって付けて食べていました。変なことをする人だと思われていました。
4つのオイルの中では「オリーブオイル」が癖がなくいただけます。言い換えればインパクトがありません。オリーブオイルは様々なものが出ています。加熱用ではないので、「バージンオリーブオイル」を使います。一番癖ありは「アボガドオイル」でしょうか。アボガドのねっとり感がそのままオイルになったのかと思われるほどです。「アボガドオイル」の後に「オリーブオイル」を付けると味も香りもしないほどです。ナッツのオイルは香ばしさがあります。「ピスタッチオオイル」の口に広がる香りはナッツ自体を食べた時より濃厚です。緑の小さなナッツに秘められた美味しさが爆発しています。マイルドでいて後からふわっと香り立つ「クルミオイル」。食パンよりハードなパンならやはり「クルミオイル」が一番美味しいと思います。
香りの強さ、癖のある味、食べる順番が決まっています。「オリーブオイル」「クルミオイル」「ピスタッチオオイル」「アボガドオイル」今日もパンの最終発酵にかかりました。毎朝楽しみなオイルたちです。