晴、17度、81%
昨年植えたイチゴは「甘くて簡単に育てられる」と書かれていたのにすごく酸っぱくて、どんどんランナーを伸ばして面倒になりました。酸っぱいので食べませんでした。ランナーはちょんちょんと切って放ってありました。冬も元気に葉をつけていました。暖かくなって白い花が咲きました。それでも酸っぱいと思っているのでたまにお水をあげるくらいです。
先週よく見ると赤みがさしたイチゴが見えます。3日前、ココさんがそのイチゴを匂います。5つのうち3つが赤いのですが、まだ十分に赤いわけではありません。「ココさん、そのイチゴ酸っぱいしまだ赤くないよ。」とよく見るとコバエが舞っています。「コバエ?」コバエがつく果物は食べ時、しかも甘いと父に教えられました。そばまで行って私もクンクン、甘いイチゴの香りです。ココさんが背伸びして匂うのも頷けます。 「ココさん、あと1日待とう。」というわけで昨日は朝一番にイチゴを摘みました。小さな小指の先ほどのイチゴが3つ、 色も形も良くありませんが、お店のイチゴより甘い香りがします。 「ココさんからどうぞ。」当然一口です。そこで私も。口に入れるまで昨年の酸っぱさが思い出されます。兎に角びっくり!「甘い。」3つ目もココさんにあげました。
すぐさま私は庭に出ました。まだ2つ白いイチゴがついています。放っておいたイチゴです。手元にあった「トマト、キュウリの肥料」をたっぷりあげました。根元の土が薄くなっているので土も入れました。「大きなイチゴができるかな?」酸っぱくてジャリジャリしていたイチゴが今年は大変身です。「何が起こったのかしら?」ランナーも伸びています。今年はこの貧相なイチゴを増やしてココさんと食べようと企てています。