おはようございます。
今日は、昨日に引き続きローカルな風景シリーズの第8回として、大社線をご紹介いたします。
国鉄大社線は、山陰本線出雲市駅から大社駅までの4駅間、わずか7.5kmの路線で、文字どおり出雲大社の玄関口となる駅でした。特に、出雲大社を模した大社駅は全国的にも有名で、後に国の重要文化財にも指定されました。
手元にある1978年の時刻表を見ると、乗り入れしている急行列車を含め、全列車が普通列車であるにも拘らず、線内の普通列車も自由席グリーン車を営業していたり、客車列車が存在するなど、非常にバラエティーに富んだ運用であることがわかります。
私が同線を訪れたのは1度だけです。鉄ではない友人と山陽・山陰地方を周ったのですが、出雲大社を訪れるにあたり、先行のディーゼル単行を見送り、わざわざ当時20系で運用されていた「だいせん」を選んで乗車しました。鉄チャンだったらこの気持ちわかりますよね。
では、そのときの写真をアップいたします。
昭和59年2月12日 国鉄大社線 大社駅にて 急行「だいせん」(線内は普通列車)
当時の急行「だいせん」は20系客車で運用されており、ナロネ21改造のナハ21形3両を含む10連前後で運転されておりました。終点大社駅はむかしから優等列車が乗り入れていたため、長い有効長を持っていましたが、この20系編成には対応できなかったようです。DD51が機回しされて出雲市方に連結されると、出発信号の確認できる位置まで編成を1両分程度押し込み、所定の位置で折り返し待機するという方法を採っていました。これは、所定の位置に停止後の折り返し出発待ちの図です。腕木式信号が懐かしさを誘います。
昭和59年2月12日 国鉄大社線 大社駅舎
当建築物は、2004年に国の重要文化財になったそうで、もちろん今もこのまま保存されているということです。
大社線は、分割民営化の際にもJR西日本に引き継がれましたが、元々第3次特定地方交通線に指定されており、残念ながら平成2年3月31日をもって廃止となりました。
今日は、昨日に引き続きローカルな風景シリーズの第8回として、大社線をご紹介いたします。
国鉄大社線は、山陰本線出雲市駅から大社駅までの4駅間、わずか7.5kmの路線で、文字どおり出雲大社の玄関口となる駅でした。特に、出雲大社を模した大社駅は全国的にも有名で、後に国の重要文化財にも指定されました。
手元にある1978年の時刻表を見ると、乗り入れしている急行列車を含め、全列車が普通列車であるにも拘らず、線内の普通列車も自由席グリーン車を営業していたり、客車列車が存在するなど、非常にバラエティーに富んだ運用であることがわかります。
私が同線を訪れたのは1度だけです。鉄ではない友人と山陽・山陰地方を周ったのですが、出雲大社を訪れるにあたり、先行のディーゼル単行を見送り、わざわざ当時20系で運用されていた「だいせん」を選んで乗車しました。鉄チャンだったらこの気持ちわかりますよね。
では、そのときの写真をアップいたします。
昭和59年2月12日 国鉄大社線 大社駅にて 急行「だいせん」(線内は普通列車)
当時の急行「だいせん」は20系客車で運用されており、ナロネ21改造のナハ21形3両を含む10連前後で運転されておりました。終点大社駅はむかしから優等列車が乗り入れていたため、長い有効長を持っていましたが、この20系編成には対応できなかったようです。DD51が機回しされて出雲市方に連結されると、出発信号の確認できる位置まで編成を1両分程度押し込み、所定の位置で折り返し待機するという方法を採っていました。これは、所定の位置に停止後の折り返し出発待ちの図です。腕木式信号が懐かしさを誘います。
昭和59年2月12日 国鉄大社線 大社駅舎
当建築物は、2004年に国の重要文化財になったそうで、もちろん今もこのまま保存されているということです。
大社線は、分割民営化の際にもJR西日本に引き継がれましたが、元々第3次特定地方交通線に指定されており、残念ながら平成2年3月31日をもって廃止となりました。