こんばんわ。
台風直撃前の静かで暑い1日でした。
関東直撃は無さそうですが、東海~西日本への影響が心配です。 お盆休みもあと1日。月曜日は台風の影響がどのくらいあるか・・・
さて、前記事の続きです。大した内容ではないですけど。
サロ455の比較です。左が新製品で右が旧製品。
塗装が違うので一目瞭然ですが、塗分けのタイプが全然違います。ただし、旧製品がエラーという訳ではなく、どちらも個体差として存在していました。詳しくは分かりませんが、新製時は側面に準じていて、その後塗装合理化で一般車の妻面と合わせる機会が多くなったものと考えられ、画像をググっても塗りつぶされたタイプが多いようです。
進化としては、各車共通のベンチレータの別パーツ化、カプラーのボディマウント化のほか、サロでは回送運転台窓のHゴム化、テールランプの形状改良、写真では判りませんが回送ヘッドライトの砲弾形状リアル化、客窓ヒサシのリアル化が挙げられます。
気になったのは、ドアの色表現が省略されてしまっていることでしょうか?実車は鋼製とアルミ製があるようです。アルミ製は無塗装の銀色、鋼製は車内色と同じクリーム色が塗られていたようですが、車体色とは微妙に差があるようで、旧製品はもちろん、新製品も違和感があります。
次に、今回のリニューアルでメインイベントとなったのがM’車で、旧製品のモハ456に対し、モハ454となったことです。これは、長年のKATO信者からすると40年越しの進化となります。
写真は、上が新製品のモハ454、下が旧製品のモハ456です。ベンチレータの別パーツ化、ドア及びドア窓のグレー化が顕著な印象は他車も共通ですが、最大の違いはパンタグラフ下の長ーいルーバーです。モハ454の最大の特徴です。もちろん、旧製品のモハ456もエラーという訳ではなく、実車でもルーバーは無くなっています。ですから、どちらも正解な訳ですが、旧製品では実車の配置が少なかったモハ456しか生産されていなかったため、13両編成では非現実的な編成しかできなかったのです。そのため、改造パーツでルーバー部分を構成し、ナンバーを作り替えたり苦労しながら編成を現実化したものです。
今回の製品を手に取って、屋上の碍子類が白色化され、配線もよりリアルに表現されましたが、箱モノに着色がないのがちょっと残念に思いました。
写真を撮って気が付いたのですが、集中型クーラーの位置って、実車もこんなに違っていたのかな?
模型仲間のしなのさかいさんとも話をしましたが、今回の製品化は長年にわたってリニューアルが望まれ「待ってました」「やっと来た!」と喜べる製品である一方、13連で4ユニットもM’Mが使用される編成ながら、モハ450、モハ452、モハ454、モハ456と4種類もあるバリエーションからたった1種類しか製品化されなかったことにガッカリしました。
特に、東北急行では勾配のキツイ磐越西線や奥羽本線を走行する付属編成には455系を優先し、基本編成には勾配抑速ブレーキのない451系・453系が多く使用されていた事実がありますので、嘘ではないにしても勿体ないチョイスだったな、という思いがあります。
今後、常磐セットを構成すると451系・453系が登場する可能性もありますが、今のKATOの企画力には疑問ばかりであり、特に国鉄型への期待はあまりできないのが残念です。
過去ログ写真
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