蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

人気ブログに想うこと

2015-03-01 | ブログ

ブログで食べていく、これは大げさかも知れないが、
生活の糧の一部にする。
本業の傍らで、アルバイト的にお金を稼ぐ。

そういう目的でブログを書いている人と、そうでない人との差は歴然である。

プロの文章書きの方が、ご自身のブログでおっしゃっていた。(以下↓)

無名の人物のつぶやきや、日記など、読んでも、なんの得にもならない。
「ああ、おもしろかった」と読み逃げされるだけでは、ブロガーさんにとって、お金にならないのだ。
目的は、お金である。
と。

中には、お金ではなく、注目を浴びたい、話題になりたい、というブロガーさんもいるだろう。
人気ブログの地位を築き、維持することに時間、労力を使い、充実感に浸りたい。
そういうかんじか。

お金になろうが、なるまいが、無意味な文章を垂れ流しても、誰も読んでくれない。
友人などリアル関係でつながっている人々の情報交換ツールとしては、役に立つし、意味がある。

面白い記事を書く人は、それに費やす労力、時間を確保し、努力を維持するのは大変なようだ。
ただ・・・
たんに趣味で書いている人にとっては、まったく逆、べつものである。

プロとアマの違いは、歴然。
どんな分野でも。
お金を稼ぐというのは、趣味感覚ではなく、並大抵ではない。

お金を自分が他者に払うか、他者が自分に払うのか、この差は天と地、真逆。

と言いつつ、世の中には、プロ意識のない、じつにいい加減な被雇用者も、うようよいる。
業種、業界にもよるのだろけれど。
もちろん個人差もある。

と、それはそれで、置いておいて。

いつも、無料の部分のブログをタダ読みさせていただいている、お気に入りブログがあるが、
ブログの世界や、文章の世界でお金を得るのは、しんどそうだと、その心労が伝わる。
息もキレギレ、そういう時に、ご自分のブログで、能天気な人間に牙の先が向くこともある。
素人が自分と同じ発想、目線でブログを見ると、とんだ恥をかく。

書くこと・・・、
たんに文章だけでなく、企画など、ものごとの提案や、啓蒙啓発もあることだろう。
そこには、お金が発生する。
村おこしや、街おこし、多分野交流など、発生しなさそうなものもあるが、善意や、熱意だけでは限界があり、
スポンサーが必要だったり、
システムや経済の介入なく、モノゴトが進むことは、少ないかも。
提案は素晴らしくても、それを実行するためには、マンパワーやお金が必要なので。
理想やキレイごとばかり唱えても、
「そうですね、その通りですね、そうなればいいですね、で、お金は誰が出します?」と、シラ~っとなる。

が、素人には素人の強みがある。
ウケを狙わなくていい、ということだ。
そして、書くことによって、ストレスを発散できる。
書き手が発散するために書いたブログが、面白いかどうかは別として。
そこのところは、大きい。
20作あれば、1作ぐらいは、こころにひっかかるものがあればいい、と、
長年、ひたすら文章教室(小説研究会)に通い続けている人が、言っておられた。
ご苦労様。

お金にならないものに、熱情を注ぐという、そういうアンチ省エネも、わたしは、好きだったりする。

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