蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

爽やかでささやかな幸福

2019-12-06 | 暮らし



恒例、毎年、何かの形になる、紅葉の葉っぱ。
今年は、牛か?
ツタンカーメンになった時もある。
すごい! 王様の住処か?
また、日が変わると別の形になっている。
人が中に入っていて、風と共に動いているのかな?
そんなことを孫たちに言ったらダメだろう、と自主規制している。
いずれ、想像と現実の区別がつかず、本気で言っていると思われることだろう。

昼下がり、自宅で一人鼻歌を歌いながら、自分の食べるサンドイッチを作って食べる。
すごく満たされた気持ちになる。
べったり、粒マスタードは好きなだけ塗る。
ただし、賞味期限切れの瓶を今、開けたところ。
すでに切れて久しいが、文句言う人もいないので、気楽なもの。
粒マスタードなんか、匂いや味のチェックのしようがない。
が、カビが生えたらわかる。
(そもそも瓶には、賞味期限日はハッキリ表記されているけれど)
うん、カビは生えてなかったからオッケー。
わたしは、サンドイッチが大好き。
て、ブログに書いてもなんの意味もないが。

自分で食べたいものを好きな時に自分で作って食べられるのは、幸せだと、つくづく思う。
ドリップコーヒーやデザートも、自分で用意して、パクリ。

この世の中で、自分のために作る料理(というほどでもないけど)が一番、幸せの具現なんじゃないかと思う。
料理(というほどでもない、何度も言うけど)が出来ない人は、ある意味かわいそう。

サンドイッチを作りながら、ふと次女のことを考えたり、自由な脳内。
意味もなく、楽しかったり、幸福感に満たされたりしている。
またまた、ふと、仕事で関わったことのある、女性カメラマンの言葉を思い出す。
蝶ブログにも書いたことがある。
彼女が言った。
「わたしの理想の、この世とのサヨナラは、ある、爽やかなお天気の朝、突然、流れ弾に当たって倒れることです」
恐怖もなにも、何が起こったかもわからずに、一瞬でこの世を去る。
しかし、銃弾で倒れた中村医師のような痛ましい出来ごとが実際に起きる限り、安易に浅はかに言えない。
世の中を良くするために汗水流して、弱い人を助けてくれる正義の味方がこんなことになるなんて、不条理の塊である。
合掌