蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

そんなこと、あります?

2020-06-02 | 日々のこと
今朝、眼のスクリーンに黒い小さなものが映る。
眼球を右にやると、右に、左に移すと左に、同時に動く。
飛蚊症か。
前々からそういうことは、よくあった。
やれやれ。
またまたお出ましか。

右にやる、、、右にツツツ、左にやる、左にツツツ、、、
右にやる、ツツツツツツー、左にやる、ツツツツツツー。
えらく活動的な飛び方をする。
今日は元気なのか?何が?

それにしても、ツツツーの移動距離が長すぎる。
そのうち、右を通り越して視界から消えたり、また戻ってきて左へまたまた大距離移動。
どうなってるんだ、わたしの飛蚊症?
さすがのわたしも心配になる。
いくら老化で症状悪化に拍車をかけるといっても、漫画みたいではないか。

で、真剣に取り組んだ。
洗面所の前で右、左、右、左、眼球運動。
ますます、おちょくられているかのように、ウロチョロする飛蚊。
わたしは、試行錯誤を繰り返していたら、パチンと脳みその音が鳴った(ような気がした)。

そうだ!メガネ!
メガネを外してみた。
このメガネに原因があると踏んだ。
ジロジロジロ、目を皿のようにしてレンズを点検した。
あ、小さく蠢くものがある。
アリ!
(さすがのズブズブ昭和世代のわたしとて、オヤジダジャレ「アリ〜!?」とか「ありま!」とか、恥ずかしくてダサすぎて絶対アリ得ない)

で、アリを発見した。
これが、チマチマちょこちょこ動き回っていた。
それにしても、よくわたしの目の動きに合わせて動いたものだ。感心。
その高性能な特技のせいで、なかなかメガネの上や縁を動き回るアリを捕まえられない。
小さくてなかなか機敏だ。
しかし、敵を発見したからにはもう後は時間の問題である。
が、かなり手こずらされ、やっとこさ捕獲した。
ああ、やれやれ。

だが、メガネを置いていたキッチンには甘いものが溢れ落ちないように気をつけているのに、時々、アリの先鋭隊がやって来る。
わたしのスマホのカバーの内側にもしばしば潜んでいるのを見つける。
スマホには甘いものなど全く関係ないのに。
めんどくさいので原因追及は、またの機会に。

というわけで、今朝はどきりとしたが、飛蚊症でなくてよかった。
オチは、アリません。