蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

ゴボウとテレビ討論

2020-06-07 | 時事&世の中
昨夜21時からNHKテレビの討論番組を見た。
令和未来会議、テーマはコロナ時代の働き方。
今日の晩御飯の下準備、ささがきゴボウ処理をしながらだったので、半分ぐらいしかまともには聞いていなかったが、ふむふむと頷いた。

辛酸なめ子さんは、あんな顔をしていたのか。
あの人の作品、嫌いじゃないけど、論客ズラリの中では、ちょっと元お嬢様モードがもたつくイメージで、頑張れ!とこころの中でエールを送った。
その中の1人に、うんうん、と常に首を上下に動かしてやたら大きく頷く女性がいて、目障りといっては失礼だが、視界に否応なく入り、悪い意味で気になった。
こういうところは、全くどうでもいい、枝葉にもならないことなのに、わたしは本当に本末転倒のツマラナイ人間だ。
地に足着いた、ちゃんとしたことを発言されていたのに。
気にするなと言われても、気になるものは気になる。
わたしの目が見えなければ、なんの問題もないことだ。

資本主義社会に警鐘を鳴らす意見の若い男性が2人いた。
大学准教授と、NPO代表。
庶民、弱い立場側から見たガツンとした意見がこころに刺さった。

他にも政策研究専門家と大学名誉教授の男性が2人。
あと、若い、女優並みに超美人がいた。
美人すぎて、AIのよう。
自身のAI会社代表でもあり、国のAIを牽引するメンバーの1人。
さらに企業人、実業家。
元ローソン社長の時に注目を浴びた、現サントリーホールディングス社長、新浪さん。
合計8人。
各人、モニター画面出演のオンライン討論。

画面の下に小さい文字で視聴者から寄せられたリアルタイム投稿が表示されていたが、文字が小さすぎて、遠く離れた流し台でのゴボウ処理作業と判読の同時進行は不可能だった。
が、最初あたりのリモートワーク、在宅オンラインワークについての所だけは読んだ。
オンラインでは出来ない現場の職種、エッセンシャルワーカー、オンラインが整っていない会社、また、自宅では小さな子供がいて集中出来ないなど、現場の声。
上から理想的なことを言われても現場にはそぐわない、悲痛な叫びのように思えた。
下から声を上げることが大切だ、とNPO代表が力説していた。

上からの意見と下からの意見、どう取りまとめるのかと思いながら、ゴボウを切っていた。
スマホではゴボウ指南も同時にチェック。

ホワイトボードに、手書きで上手くメモされ、まとめられていた。
各人の意見や問題点を叩き出した格好。
結論は、バラバラの方向のものを、さてこれらをどうやって進めていく?という、投げかけ方式。
まとめないという、まとめ。
生放送だし、まとめられないから。

「今後取り組むべき難しい課題です」
あたりでお茶を濁す?
わたしはゴボウのことだけ考えていたらいい?
いや、ゴボウだけでは食べて行けない、、、