蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

いつもウェットです

2021-02-06 | 日々のこと
恋をテーマにした自分のブログを読んだ。
蝶ブログの過去記事から、どなたかが引っ張り出してこられたようだ。
最初の写真で、ワロた。
面白い。
さすが自分のギャグは自分にはウケる。
今後、益々老いても自分のブログで癒されそうな、、、まさに自分のための書き物だと、へんに納得、安心した。

そう言えば、昨夜見たNHK「関西熱視線」という地域情報ドキュメンタリー番組で、暴力などで荒廃した小学校を立て直した話が紹介されていた。
それぞれ生徒に「赤ちゃんの頃」「今」「10年後」を書き出させる授業が成果をあげている。
(孫もそれをやっていて、赤ちゃんの頃の話を親から聞き取ったものの、なかなか進まない宿題には手こずらされた)

中で、離婚したばかりの母子家庭となった男子が書いたものにはこころを打った。
その子は当時、気持ちが荒んでいて自分の感情が抑え切れなく周りに迷惑をかけていたが、こころの学習のおかげで落ち着いた。
「今、僕はとても楽しいです。
10年後の僕は、どんな風になっていますか?
どんな風になっていても、10年前の楽しかった今を思い出して、頑張りたいと思います」
これには担任の先生も感動して涙していた。
涙腺ゆるゆるのわたしは、ポロポロと涙が溢れた。

さて、そんな純粋な話とは程遠い、蝶ブログ。
恋記事内容に関してはハラハラドキドキしながら読んだ。
8年ぐらい前に書いたものだから、その頃の自分にも興味があった。
今ならちょっと違う傾向、視点で書くのではなかろうか。
(ヒマにまかせて。そんなヒマがあるかどうかは別として)
人間は伊達に歳を取らない。
あれから、無から創造された新しい生命体(孫)に4つも遭遇した。
変化が生じて当然だろう。

で、それはそれとして。
昨日、小説のジャンルとしては、生まれて初めて自分で購入した文庫本を読んだ。
なんと男性作家の50年前の現代小説。
50年経つと現代小説は何小説になるのだろう。
わたしは、よっぽどヒマだったのか?
否。
前々から落ち着いたら読もうと思っていた。
なかなか、本に手を伸ばす、そういう機会がなかった。
ゲーマーだったり、漫画好きだったりするのと同レベルか?というと、そうではない。
彼らに比べると、わたしには情熱が足りない。
熱狂しない。そのかわり、発狂もしない。
ヒマのタイプ、種類が違うのだろう。
わたしの捉える「ヒマ」は「退屈」「何もすることがない」ではない。
義務から解放された喜びの自由時間である。
たとえ、制限された時間であっても自由が大好きなのだ。
仕事や何かをしないと生きた気がしない、という人の逆である。
1秒でも多く、義務から解放されたい。
と、まあそれはよい。
文庫本の話は、また今度。
今日は時間切れとなった。