とりあえず、写真を先に選ぶ。
これ、どこ?
まだまだストックはたくさんあるから、わたしがブログを止めるまでは持つと思われる。
新しく撮るのもストックが追加され、選ぶ楽しみが増える。
さて、と。
今日ふと思ったこと。
今のわたしのアイデンティティは?
かなり昔、30歳代の頃、わたしって何?と随分悩んだものだ。
母でも妻でも嫁でも主婦でもない自分を探して仕事をし始めた。
自分探しのワガママのせいで、わたしの周りの皆さま方には、ご迷惑をおかけしたことだろう。
おかげさまで、還暦も過ぎ、自分探し旅は終了し、今度は別の世界へ旅立つ日を迎える準備期間となった。
導きは自分教みたいなものが指針となりそうだ。
ナビゲーターは、自分。
で、今のわたしが一番しっくりいくアイデンティティは、、、
おばあちゃん。
わたし、「おばあちゃん」やってます。
主婦でも嫁でも母でも妻でもない、「おばあちゃん」。
「祖母」と書いてもよいのだが、「おばあちゃん」のほうが、字から来るイメージがやんわりしている。
年齢だけでいくと、年配の女性は、おばあちゃん。
孫がいる女性は、おばあちゃん。
血縁関係があると、おばあちゃん。
良い響きだ。
明らかにひと昔前のおばあちゃんとは、1世代違う。
シニア世代だけではなく若者も中年も全体に20歳は若くなっている。
美空ひばりや小林旭なんていうのは、わたしのイメージでは85歳ぐらいだ。
実際には美空ひばりはもっと若くしてこの世を去った。
現役モノクロ映画に出てくる小林旭は、リアルタイムでは知る由もなく(趣味、嗜好の違いで)今の小林旭はまあ世界中からバッシング真っ最中の森さんぐらいの歳のイメージか。
医学が発達し、それとともに社会も成熟して、若さをキープできるようになった。
というか、熟さない人が多いかも。
年齢相応に歳を取らない。
良い意味でも悪い意味でも。
まあそれはそれとして。
早々、おばあさん席に座ると楽である。
わたしは、おばあさんがいい。
のんびり。
職業欄としては主婦ではなく、「おばあさん」というものはないかなあと。
肩書きは「おばあさん」というのがしっくりする。
「おばあさん」は、お仕事していたりしてもよい。
一応、まだ心身ともに自立しているおばあさんである。
ちなみに、
知人で、はやく孫の顔が見たいと強く願っている人がいる。
娘さんは二人とも独身。
孫の顔、、、物理的に見るだけなら、見れないこともないだろう。
だが、棚ぼた式に、ベルトコンベア式に年月を重ねたら孫が生まれる、という単純なものではない。
遠く離れた所に住んでいる孫なら、LINEやリモートで会話もできるだろう。
離れていると寂しいかも知れないが、すごく気楽でもある。
実際のリアル孫はまた違う。
喜びの分だけ負担が大きい。
良いとこ取りは、なかなか難しい。
しかし、どんなことでもそうである。
苦は楽の種。
楽あれば苦あり。
アップダウンの繰り返しで、旅立ちの日まで上がったり下がったり喜怒哀楽。
そうやっていると、その日まで、あっという間なんだろう。