同世代の女性のブログをたまたま読んだ。
丁寧で地に足が着いた、とても堅実な暮らしをされている。
毎夕飯の写真をアップされ、全て手作り。
食事以外の家族のことや日常生活も百点満点。
参考になる。
わたしには真似できない。
仮に真似しようとしても、一日坊主。
この違いは何か。
キャラクターの違いである。
じつに考え方もしっかりしておられ、ふむふむと諭されたり役に立ったり。
同世代ならではの共通点もある。
が、真逆ポイントが大きくドカンとある。
わたしは、手抜き人生。
彼女は真面目人生。
なので、見習うべき教科書になる。
人には人の人生があり、羨ましいかというと羨ましくはない。
比べるものではない。
彼女の記事にもあったが、羨ましく思う時は、自分のこころが疲れている時なんだそうだ。
ふむふむ、メモメモ。
お互い、無いものを持っていると思われる。
まあそれはそれ。
わたしは真面目な常識人が好きなので、彼女のブログは安心して読める。
ちょっと離れたところの先輩、といったかんじか。
ただし、彼女のほうが、わたしより3歳下。
わたしは、破茶滅茶な人が好きかどうかというと、そんなことはない。
個性的な尖っている、鋭利な感性も斬れ味鋭く快感だが、それはあくまでもアクセント的に味を効かせるため。
基本的には安定した骨太の平凡な人が好き。
冒険は人にしてもらって刺激のお裾分けをいただき、自分は安心、安全なコースを行く。
安心コースはドキドキハラハラしないので、破茶滅茶な人のテイストは、そのための活性剤として。
アドレナリンは常時、出す必要がない。
ということで、トンガリさんは刺激剤として、マジメさんは精神安定剤として、枕元に置く。(スマホの中)
超絶マジメさんは、拍手喝采。
ただし、ずっとだと、しんどい。
トンガリさんも、ずっとだと壊れる。
自分の症状に応じてビタミン剤を使い分ける。
あくまでもビタミン剤である。サプリメント。
本当のクスリは、身近にありすぎて、毒にもクスリにもなる。
成果としては、たいして目を見張るほどでもない漢方薬あたりがよろしいかと。
マジメさんが言っていることは力がある。
だが、トンガリさんの、突拍子もない発言は、意外に効果がある。
一筋縄ではいかないことや、理屈ではどうしようもないことなどに、突破口を開けることもある。
研究などでは、こういうことがキッカケになる場合があるようだが、日頃の積み重ね、努力の後に発揮すると、わたしは思っている。
基礎なし、下積みなしにいきなり光を浴びると、後が大変。
先は長いので。
過去の栄光だけで生きている人もいるが、それはそれで素晴らしい。
一生、1μも栄光とは縁がない人がどれだけ多いか。
自分の栄光を糧に生きてどこが悪い?
なので、わたしは自慢タレの人の話を苦痛でもなんでもなく聞くことができる。
これは、特技の範疇に入るだろう。
また逆に、愚痴をこぼされるのも苦痛ではない。
わたしの脳が緩んでいるだけかも知れない。