蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

痛みにまかせる

2022-06-21 | 趣味
またまた涙。
タオルハンカチ、びしょびしょ。
マスク、2つ、びしょびしょ。
涙が止まらない。
涙はリラクゼーション効果ありだそうだが、今回は、そういう傾向ゼロ。

自分が不甲斐なくて、ただただ泣けてくるだけ。
ようし頑張ろう!と、七転び八起き的にエネルギーに転化するかというと、全然。
青菜に塩どっさりてんこ盛り。
塩の山に頭から突っ込むナメクジ。

自分はどんなに頑張っても出来ないことがある。
出来る人がほとんどなのに、わたしは出来ない。
鉄棒の逆上がりみたいなものか。
自転車に乗れないようなものか。
(逆上がりも自転車もクリアしているけど)
でも、そんなかんじの難易度。
だいたいの人は出来ると思う。

出来る人から見れば、何故出来ない?
努力が足りない、根性が無い、と、映るだろう。
出来ないものは出来ない。
努力しても頑張っても、出来ないものは出来ない。
どこまでこれを引きずっていけばよい?
一生?

もう学校、教育期間も卒業。
子育ても終了。
仕事もリタイア。
あと、残っているのは夫を送ることぐらいだが、わたしのほうが早くあの世に行くような気がする。
なぜなら、わたしは、いいとこ取りの人生なので、なんとなくそんな予感がするのだ。

出来ない自分を責めているわけではない。
悔しがっているわけでもない。
出来る人を羨ましがることはまるでない。
能力がないのは、仕方ない。
情けない。
ただそれだけだ。

では、なぜ、涙が後から後から流れて止まらないの?
脳が悲しみを緩和しようと、慰めてくれているのか。

先天的に障がいがある人や、後天的に障がいを生じた人もいる。
嘆こうが喚こうが、笑おうが、事実は同じ。変わらない。
受け取り方が違うだけ。
自分がどう思うか。
人にどう思われるかを気にするのは初心者。
あくまでも自分主体。
泣いても笑っても生きている。

頑張って無理に乗り越えようとしなくてもいい。
出来ないという能力が足りない事実を淡々と粛々と受け止め認めるだけ。

それがどうした?
と、開き直るには、まだまだこころがヒリヒリ痛い。
痛みにまかせて、あがかず自然治癒するまでじっとしておこう。