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蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

社会科と理科のお勉強

2023-10-02 | 展覧
昨日、日曜日は、大阪府立狭山池博物館に行った。
安藤忠雄・建築の水をテーマにした建物。
親水空間に身を置く。
土木だの治水だの、たっぷりお勉強になった。
狭山池は、今から遥か1400年前に遡り作られた、現存する日本最古のダム式ため池。
展示品は、度肝を抜くような大胆な発想で、過去からの地層を抜粋してつなぎ合わせられ、巨大な堤の断面を丸ごと移築されたものや、飛鳥時代や江戸時代の桶管(実物大)など、ビックリ。
こんなに素晴らしい博物館なのに、巨大展示物が収められた3階建ての広々した空間に来訪者は、我々を含めて、なんと3組のみ。

しかし、さすが大阪府。
税金の投入ぶりが伺える立派な博物館であるが、わかりやすく治水を実感して理解するのには、よく出来ている。
2001年オープンのようだが、まだまだ今より日本は元気だったと想像する。
時は今。
現在は、大阪万博、大変な様相を呈している。
経済が益々疲弊しそうで、万博による経済効果を試算されても、どうもわたしは先行き、不安感しかない。
つい先だって認知症の薬が日本で認可されても、喜んでばかりはいられない。
増え続ける認知症予備軍の高齢者に対して、保険医療費に充当するための多大な財源は???

ではあるが、文化的な、学術的なものに税金を投入できるうちがハナ。
まだ建って20年やそこらでは閉館にはならないだろうから(と期待する)、今のうちに、あちこち行けるところには行っておこう。

と、ここで一息。
さて、次に何を書こうかと考えていたら、椅子に座ったまんま、居眠りしていた。
決して短くない、昼下がりの居眠り。
こりゃあかんわ〜、脳を素通りである。