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蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」を観た

2023-10-24 | 映画
映画「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」を観た。
超大作。長編。
レオナルド・ディカプリオとロバート・デ・ニーロ。
デニーロさんはちょいちょい、いろんなところで見かけるが、ディカプリオはそうそうお目にかかれない。
なので、私的プライベート・スケジュールを3回も組み直して、あちこち迷惑を少しかけながら(ほんの少し)調整して観に行った。

全く予備知識なく観たので、よくわからないこともあったが、なかなか興味深かった。
血生臭のは苦手だと身構えていたが、感情を爆発させない静かな映画だった。
デカプリオとデニーロは、どんな展開になるのだろうと、最後まで緊張して観ていた。

歴史に上らない、明るみにならない、知る人は知る、知らない人は知らない、史実を元にしたものだった。
ステレオタイプの捉え方ではなく、光を当てる面(方向)、見る側を変えると180度、変わる。
時代は進んだなあ、、、と感じた。
わたしは映画評は苦手なので、いろんな方々の書かれているものをお読みいただきたい。

映画を見終わった後、あれこれ調べるのも楽しい。
一つの史実を掘り下げると、同時に諸々の事柄を知る。
時代、人、政治、法律。
専門的なことは全くわからないが、なんだか知識の扉が、ぱあ〜っと自然に開くような気がした。
遊ぶ対象は、いっぱいある、と実感して、嬉しくなった。
知的好奇心に満ちた、読書好きの子供のよう。
本の向こうには未知の知らないことが広がっている。
今の時代なら、本=インターネットである。
わたしが全く知らない、イギリスの19世紀の政治家を調べると、出るわ出るわ、延々とwikipediaが終わらない。
他にも、映画の内容に関わる、とても興味深い(日経サイトで)記事があり、今後のために、と思わず、会員登録しようとしたら、すでに会員だった。
登録していたことをすっかり忘れている。
だが、パスワードがわからないので、再登録した。
たぶん、また忘れてインターネットの海で溺れる。

ではあるものの、、、
日本だけでなく、外国の歴史を知るのは新鮮だ。
学校では全く習わなかったことが多い。
大まかな歴史は駆け足で習ったが、細かい、時代の隙間に埋もれてしまうような史実は、まるで知らない。
(近代や現代は、3学期の授業は時間切れ。
春休みに突入)

史実を利害関係で歪曲されたり、ねつ造されたりすることもあるだろう。
先住民と移植者、搾取される側と、搾取する側。
先進国と後進国。

難しい問題が山積している。