母国・日本に里帰り後、リターンしてフランスへ。
帰国してからは、ブログを書く気持ちが起こらなくなったというブロガー、裕さん。
残念である。
読者がいる限り、書いて欲しい。
この人を通して見る世界は、自分の世界観とは異なるので、興味深い。
同じなら、刺激にはならない。
違うからこそ、面白い。
かと言って、全くなんの賛同もしない、否定ばかりするのでは、つながる意味はない。
違うけれど、気になる、どこか共通するものがある、、、
だから、背景や環境、個性は違っても、なぜか知りたいのだ。
ということで、ファンがココにいるので、ブログ、続けてください。
ちなみに。
全くのアカの他人のことを知ることが出来るのが、ブログ。
アカの他人が自ら発信して口を開かなければ、知ることは出来ない。
ただし、なりたい自分を(ねつ造して)発信している実例もある。
実像とブログの一致は、誰も実証できない。
(出来る場合もあるが)
演出や嘘、作り事、見栄が入っている可能性はある。
だが、それはブログだけでなく、実社会でもなりたい自分や期待される自分を演じていることがある。
アイドルなどは、演じること自体が職業になっている。
ただ、実社会の場合、大きな嘘はいずれバレる。
破綻する。
嘘を重ね、やがて辻褄が合わなくなり、自分で自分の首を絞める。
ブログの場合は、わからないだろう。
ブロガーが実態とは違う自分を演じて現実逃避することもある。
自分に酔うこともあるだろう。
逆に、自身の内なる声を吐露したり、活動をPRしたい人もいる。
色々だ。
読む人も、それぞれの好みで選別して読む。
だが、かつて流行ったように(今もなのかも知れないが)、ブロガー同士、あちこち訪問し合い、お互いに営業努力をして閲覧数を増やすこともある。
今はブログよりもYouTubeやInstagram、X(元Twitter)のほうが、発信力はあるようだが。
わたしに関して言えば、2007年から16年間、飽きもせず、工夫もせず、延々と趣味でブログを書いている。
毎日の歯磨きや洗顔ぐらいの慣習となっている。
が、ごく最近は、あまり胸につかえるものも、吐き出したい思いもなく、あっさりした日々を送っているせいでなのか、ブログに自分が救われることも減ってきた。
また、歳を取ってきたからなのか、赤裸々に胸のうちを吐露するのが恥ずかしくもあり、抵抗感もある。
思春期後に、それまでのお笑い系の自分が恥ずかしくなり、お笑いを封印した経緯と少し似ている。
が、おとぼけは、生まれつきなので、どうしようもない。
隠しようがない。
こんな見ず知らずのわたしのブログに貴重な時間を割いてお立ち寄りいただき、恐縮するとともに、有り難く感謝している。
こころの支えになっている。