蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

人と競わない

2023-10-23 | 日々のこと
gooのアピール記事を読んだ。
初めて知ったブログ。80歳女性。
お孫さんのことが書かれていた。
4人いるお孫さん。
1番上は社会人1年生、1番下は中学生の、素晴らしいお孫さんたち。
そして、わたしが逆さになってもマネできない、頭脳明晰、眉目秀麗、才色兼備を絵に描いたようような、現役トップを走る素晴らしい娘さんたちファミリー。

ブログに包み隠さずお披露目されるという(個人特定はされないが)記事の数々を読み、世の中の赤の他人の人々に対して忖度だとか、そういう無駄なことはなさらない方だとお見受けした。
正解である。
おそらく、忖度しない、迎合しないスタンスに関してはわたしもそうだろう。

色々な記事を遡って読んでみると、完璧以外の何ものでもなかった。
曇りひとつない、欠点のない暮らし、家族。
最新モデルハウスのような洗練され美しく手入れされたお住まい。お料理、設え。
お手本のような人生。
仲良し妹さん(70代)のブログも紹介されていた。
いくつも、いくつも読んで、、、、疲れた。
やはりわたしは、優等生にはなれない。
日陰か地下で拗ねているのが性質・性格に合っている。
よそゆきの正装より、ゆるっとした普段着が心地よい。

それとはまた別に、今、ブログ村エッセイの注目記事にいくつもの記事がランキングされている、初めて知ったブログ。
60代女性のようだが、前述のブログとはまた趣きが全く違う。
地に足が着いた、落ち着いた暮らし。
身近で手に取りやすく、親近感を覚え、ほっとするのではないだろうか。
皆さんのそれぞれの目線から見た毎日が書かれている。

ちなみに。
昨日のTV番組、林修先生の初耳学。
佐々木蔵之介さんがゲスト。
彼を評して、中井貴一さんが、
「彼は人と競わない。見つめるのは他者ではなく自分。そうやって自分を高める」
のようなことを仰っていた。
佐々木氏は関西弁バリバリで、同じ関西人としては親近感を持つところではあるが、なんだか関西弁が奇異な感じがした。
ご実家の佐々木酒造のお酒はいただいたことがある。
記念に栓の上に掛けてある煌びやかな京織物?西陣織?の生地(端切)を取っておいている。
(まさに断捨離の真逆。
写真に撮ってデータで保存したらいかが?とお叱りを受けそうだが)

佐々木酒造は、順々に上から息子さんたちが長男、次男と1人抜け2人抜け、今は、柔和な(想像です)三男さんが跡継ぎとなって活躍しておられる。
明治以後の創業のようで(江戸時代ではなく)意外な気もしたが、老舗には違いない。
今では洛中で酒蔵を営む蔵元は佐々木酒造だけになってしまったようだが、京都の地の良質で豊富な名水を仕込み水とした、全ての酒を洛中伝承の技法で製造しているそうだ。
地場の恵みを活かし伝統を継承して頑張っていただきたい。
と、なにやら業界レポートのようになってしまった。

中井貴一さんと共演の映画、「嘘八百」は全3作とも映画館で観た。
中年同世代(佐々木55歳、中井62歳)、ほぼ同高身長(1センチ差。佐々木182センチ、中井181センチ)、同性の2人の俳優が、精緻、かつ絶妙なやり取りで繰り広げられる展開は、コミカルで楽しい。

初耳学に登場するゲストたちは、今をときめく人気の実力者たちばかり。
成功秘話を聞くと(自慢や力説、自己宣伝では決してない)、やはり人一倍の努力と情熱で向かう。
聞き手、林修先生の引き出し方にもよるのだろうか。
ただ、別収録の雛壇ギャラリータレントは、居場所があるようで、ないようで、それはそれで微妙だ。
収録した中で、どこを使うかではあるが。
見せ方、編集、演出は、要だ。

なんていう、面白くも何ともない独り言を延々と今日も綴っている。