夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『リベンジgirl』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の20本目@伊丹)

2018年01月11日 | 映画(ら行)
『リベンジgirl』
監督:三木康一郎
出演:桐谷美玲,鈴木伸之,清原翔,馬場ふみか,竹内愛紗,
   佐津川愛美,大和田伸也,斉藤由貴他

クリスマスイブのこと。
まだフリーパスの有効期限まで1週間以上残っているというのに、
公開作品はこれ以外すべて観てしまいました。
このさき期限が切れる日まで何を観りゃいいんだと思いながら、
とりあえずは未見のこれ1本だけ、伊丹にて。

原作はてっきり漫画だと思っていたら違うんですね。
小説があるようですが、脚本家の執筆の様子。ノベライズっぽいのかな。
監督は『未成年だけどコドモじゃない』と同様に
若手人気俳優を起用することが多いイメージのある三木康一郎
『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(2015)のようにキュンキュンできるか。

宝石美輝(桐谷美玲)は東大生。
連続でミスキャンパス・グランプリに輝く美貌の持ち主ながら、
高飛車な性格ゆえに友だちも恋人もいなかったが、
ミスキャンパス会場で転倒しそうになった彼女を助けてくれた男性に一目惚れ。
彼は政治家一家の御曹司、斎藤裕雅(清原翔)。
ふたりはさっそく交際を開始する。

東大を首席で卒業した美輝は、ブルガリに就職。
裕雅から思い出のミスキャンパス会場で会いたいと言われ、
いよいよプロポーズかと気合いを入れて出かける。

ところが会場に裕雅の姿はなく、いつまで経っても現れない。
やきもきしていると、妊婦の百瀬凛子(佐津川愛美)が現れ、
おなかの子の父親は裕雅だと言う。
そればかりか、会場に居合わせた女性全員が裕雅と交際していると言う。

そんなはずはないと裕雅のところへ乗り込むと、実に冷ややかな態度。
リベンジを決意した美輝だが、裕雅を見返すには総理大臣になるしかない
不敗神話を誇る政治秘書、如月凪子(斉藤由貴)の事務所へ。
選挙に出馬することになった美輝に秘書として門脇俊也(鈴木伸之)がつくのだが……。

可愛いですよ、綺麗ですよ、桐谷美玲。
しかし東大を首席で卒業するほど知的かと言われると、ツ、ツライ。
言動がとにかくバカっぽすぎる。
ま、そういう映画なんだからこれでいいんでしょうけれど、
彼女の妹を演じた竹内愛紗のほうが可愛くて知的に見える。

あまりにバカっぽくて、最初は嫌気が差していたのに、
最後は『未成年だけどコドモじゃない』同様に泣いている私って何!?
私のほうがよっぽどバカっぽいっちゅうの。(^^;

しかし、これとか『みせコド』とかを観ると、
笑う演技ってすごく難しいんだなぁと思います。
泣くのはみんな上手だけど、クスッと笑うとか高笑いするとか、
どうしてもわざとらしくなってしまう。
笑う演技が上手い若手って誰だろう。

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