夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『ジオストーム』

2018年01月29日 | 映画(さ行)
『ジオストーム』(原題:Geostorm)
監督:ディーン・デヴリン
出演:ジェラルド・バトラー,ジム・スタージェス,アビー・コーニッシュ,アレクサンドラ・マリア・ララ,
   ダニエル・ウー,エウヘニオ・デルベス,エド・ハリス,アンディ・ガルシア他

大阪ステーションシティシネマにて、3本ハシゴの2本目。

予告編以上のことは何も起こりそうにないに決まっている。
だけど観たくなってしまうのがディザスタームービー
絶対ハッピーエンドで、嫌な気分になるはずもない、安心の1本(笑)。

ジェイクは気象コントロール衛星“ダッチボーイ”の開発者。
全世界の天気を管理できるダッチボーイが完成したことによって、
度重なる自然災害に苦しめられてきた人類は安全を確保。
一躍有名人となったジェイクは、街行けば賞賛の声をかけられる。

しかし、たとえどんなに立場の強い相手にもヘイコラしない彼は、
政府のお役人たちにとっては扱いにくいことこの上ない。
ダッチボーイが完成するや、ジェイクの責任者としての資質を問うて解雇。
代わりの責任者としてジェイクの弟マックスを抜擢する。

月日が経ち、怠惰な生活を送っていたジェイクのもとをマックスが訪ねる。
ダッチボーイに不具合が生じたため、原因を解明する必要がある。
ついては国際気象宇宙ステーションに誰かを送り込まねばならなくなったので、
ダッチボーイについて誰よりも詳しいジェイクに行ってほしいとの依頼。

やむをえず引き受けたジェイクは、マックスと協力しながら作業を進めるうち、
単なる不具合などではなく、黒幕が仕掛けたことだと知る。
このままでは人類滅亡をも引き起こす自然災害“ジオストーム”が発生する。
それを食い止めようとジェイクは奔走するのだが……。

ネタバレせずには書けません(笑)。
以下、黒幕は伏せますが、これを読んだらわかるも同然。
完全ネタバレですので、知りたくない人はご注意を。

先に申し上げておくと、兄弟間での陰謀は何もありません。
少々仲違いはしていたけれど、ジェイクとマックスは実に良い兄弟。
ちょっと中年太りしすぎのジェイク役のジェラルド・バトラー
相変わらず可愛い顔のマックス役のジム・スタージェス、どちらも○。

アンディ・ガルシア演じる大統領が黒幕かという話になり、
これはトランプ大統領へのシャレ(嫌がらせ?)かと思いましたね(笑)。
マックスの恋人でシークレットサービスのサラ役、アビー・コーニッシュがカッコイイ。
吹替版で彼女の声を担当しているのはブルゾンちえみだそうで、へ~っ。
大統領とマックスとサラの爆走中の会話がとても面白いです。

『アルマゲドン』(1998)となんら変わりない話なわけで、
同じように最後は犠牲になったかと思いきや生還。
ほ~ら、超ハッピーエンド♪

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