第3ラウンド突入以降、どうなったかと言いますと。
ようやく本のページを普通の速度でめくれるようになったので、
『患者に学んだ成人型アトピー治療―脱ステロイド・脱保湿療法』を読むことに。
自分がどの段階にいるのかもよ~くわかりました。
脱ステ・脱保湿を始めてから皮膚がガビガビに乾燥。
著者の佐藤健二先生曰く、脱保湿で皮膚が乾燥すると、皮膚が強くなるとのこと。
これも最初は半信半疑だったのですが、ホントでした。
分厚くなるとかそういうことではなく、皮膚が傷つきにくくなったのです。
ワセリンで保湿中の皮膚はヤワヤワで、とにかくすぐに傷ついていたのに、
今はトイレットペーパーホルダーに刺されても大丈夫(笑)。
掻きたければ掻いてもかまわないとも言うてはります。
もちろん掻かないほうが治りは早いですが、
掻くのを我慢することによるストレスが大きいならば、掻いてスッキリすればよい。
脱保湿で強くなった皮膚は、掻いても傷つきにくくなるって。
確かにここ数日、寝ている間にめちゃくちゃ痒くなって、我慢しきれずに掻きむしりました。
半分眠った状態で、「あ~、掻いてもた~。明日の朝は悲惨やろなぁ」と思っていたのに、
翌朝目覚めてびっくり。掻き傷なんてどこにも見当たりません。
また、血が出るほど掻いてしまった場合も、2日後には傷が綺麗になっています。
お酒を飲みたくなった場合はどうするか。
飲んだことによる痒みの増加と、飲まないことによるストレスを各々が比べれば良いと。
で、どうせ痒くなるんなら飲みたいやん、この頃は飲んでます。
飲みたいときにはアルコール度の高いものを少しというのが理想だが、
ビールが好きでどうしてもビールが飲みたいという人は、
焼酎やウイスキーなどのビール割りが意外にイケますなんて話も。
大阪の先生だけあって、真面目な本なのに笑える箇所もいくつか。
ストレスになっているとおぼしきものへの対処法の欄に、
「恋愛」の場合は「あんた、別れなはれ」と書いてありました(笑)。
脱保湿を始めてから最低3カ月は要するようですから、まだまだ先は長いです。
でも、じゅくじゅくになることも血まみれになることもなくなり、
痒みと闘っているときも「我慢できんかったら掻いたらええねん」と思えるので、
気分的に非常に楽になりました。
気候や体調によって良い悪いの差は出そうですが、絶対耐えてやるぅ。
昨日はどうしてもソフトクリームが食べたくなり、荒れ模様の天候のなか、
映画の合間に“スウェーデン”(30年ぶりかも)で「ひとりソフトクリーム」をやっちまいました。
こういうものを食べたくなるのはずいぶんよくなってきた証拠かも。